亀子のぶお

亀子のぶお：独特のキャラクターと波瀾万丈な芸人人生

1976年12月31日生まれの亀子のぶお（かめこ のぶお）は、吉本興業東京本社所属のお笑い芸人である。170cm、111kgという体格と、B120、W135、H120という堂々とした体型が特徴的だ。血液型はB型。出身地は非公開となっている。

彼の芸風は多岐に渡る。最も知られるのは、両手にポンポンを持ち、独特のチアボーイ姿で「キ・モ・イ！キモイ」と叫ぶネタだろう。これは、異性から確実に嫌われるような行動を「キモイ」として紹介する、一言ネタである。人気番組『エンタの神様』で披露され、独特の存在感を放っていた。番組では、ネタの合間にMCの白石美帆を映す演出も用いられ、話題を呼んだ。老人ホームでこのネタを披露した際には、「やだ」という反応はあったものの、残念ながらウケなかったというエピソードも残っている。

『エンタの神様』出演以前から、すっぽん大学による「亀子のぶお観察日記」が存在していたという興味深い事実も明らかになっている。現在では、亀子のぶお本人がブログを開設したため、更新が途絶えている。

かつてはげんしじん事務所に所属し、右翼ネタを披露していた時期もある。トークユニット「アニメ会」の元メンバーでもあり、『アニメ会の『ヲタめし!』』への出演も記憶に残る。当初はジングル担当のみだったが、第106回でレギュラー出演を果たした。テレビ露出と自身のサイトへのアクセス数の多さから、他のメンバーには売れたと思われていたようだが、本人は「テレビに翻弄されただけ」と語っている。

『二次元へいきまっしょい』出演時には、共演者である本田透と共に、家賃滞納などの生活の苦労を赤裸々に語っていた。数ヶ月間の家賃滞納を告白するなど、飾らない姿が印象的だった。『アニメ会の『ヲタめし!』』第106回でも家賃滞納の話題に触れており、生活状況に変化がないことを示唆していた。

西口プロレスにも参加しており、当初はリングアナを務めていたが、その後「長州中力」というリングネームでレスラーとしても活躍した。CBCラジオの番組『ポッシきゃな？』へのゲスト出演時には、お笑い芸人になる前の体重は65kgで彼女もいたが、芸人になってから誰も近寄らなくなり、現在の体重になったと告白。それでも現状を維持したいと語っている。

『アニメ会の『ヲタめし!』』第106回において、吉本興業への所属を発表し、吉本興業がアニメ会での活動を認めないことを理由に、アニメ会を脱退した。しかし、将来吉本を離れた後、再び加入する可能性を示唆していた。

アニメキャラの物まねを得意としており、ボヤッキー、ドクロベエ（ヤッターマン）、アムロ・レイ（機動戦士ガンダム）、フグ田マスオ（サザエさん）、ベジータ、魔人ブウ（ドラゴンボールZ）など、幅広いレパートリーを持つ。特にアムロ・レイの物まねは、アニメ会メンバーから高く評価されており、「後2年早かったら」（若井おさむに先を越されたことを指す）と評されている。

2009年12月には、元スパークスタートのダッチ、大友利隆と共にトリオ「チャイム」を結成した。

テレビ番組への出演も多数あり、『エンタの神様』、『リンカーン』、『王様のブランチ』、『スッキリ!!』、『ケータイ刑事』、『99プラス』、『カンニングの恋愛中毒』、『お笑い××（チョメチョメ）ナイト』など、バラエティに富んだ番組に出演している。また、CS放送や映画にも出演経験を持つ。

公式サイト、X（旧Twitter）、そしてかつては公式ブログも運営していた。彼の活動は多方面に渡り、独特のキャラクターと芸風で多くの視聴者を魅了し続けている。現在も、お笑い芸人として精力的に活動中だ。

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