二上勝友

二上勝友のプロフィールと経歴

二上勝友（ふたかみ かつとも）は、1974年12月4日に京都市に生まれた日本のクレー射撃選手です。彼は現在、日本クレー射撃協会および京都府クレー射撃協会に所属し、主にトラップ競技に注力しています。初期にはダブルトラップに取り組んでいた彼は、その後、トラップの分野でも多くの成果を上げています。

学歴と資格取得

二上選手は京都府立洛東高等学校を卒業後、京都産業大学の外国語学部に進学しました。大学2年生の時に休学し、1年間のオーストラリア滞在を経験しましたが、その後、彼は学業に復帰して卒業を果たしました。その間に、彼はPADIレスキューダイバー資格やAPFスカイダイビング資格を取得しています。また、第一種狩猟免許も所有しており、幅広い趣味を持つことが彼の特徴の一つです。

クレー射撃キャリアの始まり

1996年には、日本の銃刀法に基づき、銃砲所持許可を取得し、同年から本格的に公式戦に参加し始めました。特に1997年には、全日本学生選手権大会においてトラップ種目とダブルトラップ種目の両方で優勝を果たし、JOCジュニアオリンピックカップも獲得するなど、鮮烈なデビューを飾ります。

国際大会での実績

二上選手は国際大会にも数多く出場しています。1999年には、熊本のワールドカップでダブルトラップに挑戦したほか、同年のワールドカップ・ロナト（イタリア）大会にも出場しました。2000年には、マレーシアで開催されたアジア大陸選手権にも参加し、その後も世界選手権やワールドカップなどの国際大会で活躍を続けています。2019年に参加したチャンウォンでのワールドカップではトラップ種目に挑み、さらなる腕を磨きました。

国内大会での結果

国内においても彼は多くの国体に出場し、特にトラップ競技で京都府の代表として活躍してきました。2000年から2019年までの間に、15回以上の国体に参加し、団体戦での好成績や個人戦でも上位入賞を果たしています。特に2015年の和歌山国体では個人3位を獲得し、団体でも6位に入賞するなど、安定した実力を示しています。

メディア出演

また、二上選手は2020年5月23日の体育会TV（TBS）に出演し、群馬県の小島選手とペアを組んでヒロミ・加藤浩次ペアとのクレー射撃対決を行い、見事勝利しました。このように、彼は競技の世界だけでなく、メディアを通じてもその名を知られるようになっています。

結論

二上勝友選手は、クレー射撃の分野で数々の優れた業績を残し続けており、今後もその活躍が期待される選手です。彼の経験と技術は、次世代の射手にとっても貴重な手本となっていることでしょう。

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