二見宏志

二見 宏志のプロフィール

基本情報

• - 名前: 二見 宏志（ふたみ ひろし）
• - 生年月日: 1992年3月20日
• - 出身地: 奈良県奈良市（出生地: 大阪府大阪市）
• - ポジション: ディフェンダー（左サイドバック）
• - 所属クラブ: FC今治

来歴

プロ入り前

二見宏志は小学校1年生の時にサッカーを始め、セントラルFC奈良に所属しながら全日本少年サッカー大会でベスト8に進出。その後、中学校では高田FCジュニアユースでプレーし、3年時に日本クラブユースサッカー選手権（U-15）大会でベスト8に輝きました。2007年には奈良育英高校に進学し、1年目からレギュラーとして全国高校サッカー選手権に出場。卒業後、2010年には阪南大学に進学し、サッカー部で更なる成長を遂げます。

大学在学中の3年次には、関西学生サッカーリーグ1部と総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントでの2冠を達成し、2年次からは全日本大学選抜にも選出されました。2013年7月には、第27回夏季ユニバーシアードに出場し、銅メダル獲得に貢献します。彼のプレースタイルはリズミカルなオーバーラップ、精度の高い左足のクロス、フィジカルに優れている点が評価されました。

プロキャリアのスタート

二見は2013年7月、ベガルタ仙台への入団が決定し、特別指定選手として同年8月に選手登録。リーグ戦では1試合での出場に留まりましたが、2014年に正式に仙台に加入すると、開幕戦からスタメンに起用されるなど注目を集めました。彼は仙台でロングスローや攻撃参加を控え、チャンスを多く演出。プロ契約に必要な出場時間を達成し、ヘディングでの初ゴールも決めました。しかし、10月には右ひざを負傷し、治療を受けることとなります。

清水エスパルスとその後

2016年7月、二見は清水エスパルスに完全移籍。ここでも持ち味を発揮し、チームの一員として活躍しました。2020年にはV・ファーレン長崎に完全移籍し、その後、2023年にFC今治に加入して今もなお現役選手としてのみならず、チームの中心選手として活躍を続けています。

人物・エピソード

二見は2017年に結婚し、2020年には第一子である長男が誕生しました。特にJリーグの中でも評価されるロングスローの名手として知られ、仙台時代にはサポーターからも温かい応援を受けていました。例えば、2019年のヴィッセル神戸戦では、二見のロングスローを起点にしたゴールシーンが話題になり、その影響で一つのメーカーから特別な贈り物が届くエピソードもあります。

所属クラブの変遷

二見宏志は、キャリアを通じて様々なクラブでプレーしてきました。具体的な流れは以下の通りです：

• - 1998年: FORZA FC（奈良市立鼓阪北小学校）
• - 1999年 - 2003年: セントラルFC奈良（奈良市立鼓阪北小学校）
• - 2004年 - 2006年: 高田FCジュニアユース（奈良市立若草中学校）
• - 2007年 - 2009年: 奈良育英高等学校
• - 2010年 - 2013年: 阪南大学
• - 2013年8月 - 同年12月: ベガルタ仙台（特別指定選手）
• - 2014年 - 2016年7月: ベガルタ仙台
• - 2016年7月 - 2019年: 清水エスパルス
• - 2020年 - 2022年: V・ファーレン長崎
• - 2023年 - 現在: FC今治

個人成績

• - Jリーグ初出場: 2013年8月17日 J1第21節 vs 柏レイソル
• - Jリーグ初得点: 2014年7月23日 J1第16節 vs 名古屋グランパス

タイトル

• - クラブ（阪南大学）

- 関西学生サッカーリーグ1部: 2010年, 2012年
- 関西学生サッカー選手権大会: 2011年
- 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント: 2012年

• - 個人賞

- 関西学生サッカーリーグ1部 優秀選手賞: 2012年, 2013年
- 関西学生サッカーリーグ1部 関西学生サッカー特別賞: 2013年
- デンソーカップチャレンジサッカー ベストイレブン: 2012年

まとめ

二見宏志は高い競技力と独自のプレースタイルで多くのファンを魅了し続け、これからの活躍も期待されるプロサッカー選手です。

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