五十嵐未帆

五十嵐未帆のプロフィール

五十嵐未帆（いがらし みほ、1997年1月17日生まれ）は、千葉県出身の優れた女子レスリング選手です。彼女は48kg級と53kg級で活躍しており、155cmの身長を持っています。また、妹の五十嵐彩季もレスリング選手として知られています。

幼少期とレスリングの始まり

未帆は小学校2年生のときに兄の影響を受けて、関宿レスリングクラブでレスリングを始めました。競技を通じて小学生時代には全国少年少女大会で2度優勝を果たしましたが、6年生の時には2位となったことでさらなる向上心を持ち、中学でもレスリングを続けることを決意します。

中学校時代

中学時代は、初年度に全日本女子選手権（中学の部）34kg級で優勝。この成功に続き、2年生と3年生の時にはJOC杯カデットの部38kg級および40kg級で優勝を果たしました。これらの成果が次なるステップへの道を開いていきます。

高校時代

至学館高校に進学した未帆は、1年生で全国高校女子選手権43kg級とクリッパン女子国際大会カデットの部46kg級での優勝を果たします。2年生の時にはJOC杯カデットの部や全日本女子オープン選手権（高校生の部）でも優勝しましたが、世界カデット選手権では3位の成績を収めました。そして3年生の時には、ジュニアクイーンズカップ、JOC杯、インターハイでの勝利を含む数々の成果を上げ、世界カデット選手権でも優勝をしました。

大学進学とさらなる成績

2015年、至学館大学へ進学し、ジュニアクイーンズカップジュニアの部や世界ジュニアでも優勝を収めました。さらに、ゴールデングランプリや全日本選手権でも3位に入賞し、彼女の名声は高まります。2年生の時には2連覇を達成し、全日本選抜選手権や全日本選手権ではそれぞれ3位、ゴールデングランプリでは2位となりました。3年生の際には優れた成績を収めるも、安部学院高校の須崎優衣に敗れましたが、全日本学生選手権では53kg級での優勝、U-23世界選手権では初代世界チャンピオンに輝きます。

成果と兄妹での栄光

4年生では、全日本学生選手権の53kg級での連覇や世界大学選手権での優勝を果たし、U-23世界選手権においては全試合でテクニカルフォール勝ちを収め、再度の連覇を果たしました。さらに、妹の彩季も同大会で優勝したことで、妹妹での栄光を手にしました。

現在と今後の展望

2019年から明光ネットワークジャパンに所属すると、2020年のアジア選手権でも優勝を納め、国際舞台での存在感を示しています。五十嵐未帆の競技人生は、既に数多くのタイトルで彩られていますが、今後の活躍がますます期待されています。彼女の成長と成果は、日本女子レスリング界において重要な位置を占めることとなるでしょう。

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