五十嵐正邦

五十嵐正邦（いがらし まさくに）は、日本の漫画家であり、ギャグ漫画やコメディ漫画を中心に少年漫画の世界で活躍しています。北海道釧路市出身で、獨協大学在学中は漫画研究会に所属していました。

経歴

2007年、五十嵐氏は『タクシード』で第67回赤塚賞佳作を受賞し、その才能を世に示しました。翌2008年には、『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて読み切り作品『ダストシューターズ!!』を発表し、デビューを果たします。

本格的な連載デビューは2014年。『週刊少年マガジン』（講談社）にて『コーポ失楽園』をスタートさせました。その後も、2015年には同じく『週刊少年マガジン』で、宮島雅憲氏原作の『凸凹アニメーション』を連載（同年に完結）。

2016年以降は、『電撃マオウ』での『まったく最近の探偵ときたら』の連載を開始。同年には再び『週刊少年マガジン』にて、代表作の一つとなる『川柳少女』の連載をスタートさせました。

そして2023年、『週刊少年マガジン』にて新連載『真夜中ハートチューン』を開始し、現在も精力的に執筆活動を続けています。

作品リスト

五十嵐正邦氏の主な作品は以下の通りです。

連載

コーポ失楽園（『週刊少年マガジン』2014年30号 - 43号）
凸凹アニメーション（原作：宮島雅憲、『週刊少年マガジン』2015年27号 - 40号）
まったく最近の探偵ときたら（『電撃マオウ』2016年6月号 - 連載中）
川柳少女（『週刊少年マガジン』2016年47号 - 2020年21号）
真夜中ハートチューン（『週刊少年マガジン』2023年42号 - 連載中）

読み切り

ダストシューターズ!!（『週刊少年ジャンプ』2008年48号）
100万年後のパラダイム（『週刊少年マガジン』2020年47号）
神の棲む器官（原作：清水茜、『はたらく細胞 コミックアンソロジー』2020年） - 『はたらく細胞』のアンソロジー寄稿作品
『お兄ちゃんはおしまい！』のアンソロジー寄稿作品（原作：ねことうふ、『お兄ちゃんはおしまい！ 公式アンソロジーコミック』1巻、2021年）
ぱらふぃりあんず（『月刊ComicREX』2021年9月号）
死にぞこないのアリカ（『週刊少年マガジン』2021年36・37合併号）
例の薬（原作：ねことうふ、『お兄ちゃんはおしまい！ 公式アンソロジーコミック』2巻、2022年） - 『お兄ちゃんはおしまい！』のアンソロジー寄稿作品
まひろ胸を張る（原作：ねことうふ、『お兄ちゃんはおしまい！ 公式アンソロジーコミック』3巻、2023年） - 『お兄ちゃんはおしまい！』のアンソロジー寄稿作品

書籍

『コーポ失楽園』講談社〈講談社コミックス〉
『凸凹アニメーション』、原作：宮島雅憲、講談社〈講談社コミックス〉、全2巻
『まったく最近の探偵ときたら』、アスキー・メディアワークス/KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉、既刊15巻（2024年8月27日現在）
『川柳少女』、講談社〈講談社コミックス〉、全13巻
『真夜中ハートチューン』、講談社〈講談社コミックス〉、既刊8巻（2025年3月17日現在）

五十嵐正邦氏の作品は、X（旧Twitter）でもチェックできます。@igagarashi

ギャグとコメディのセンスが光る五十嵐正邦氏の今後の活躍に、期待が高まります。

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