五島市消防本部

五島市消防本部の概要

五島市消防本部は長崎県五島市に設立された消防組織で、市全域を管轄しています。自治体の防災や消防活動を支援するために、約110人の職員が配置され、効率的な消火活動や救急サービスを行っています。

基本情報

• - 所在地: 五島市吉久木町628-5
• - 管内面積: 420.05 km²
• - 消防署数: 1カ所
• - 出張所数: 6カ所

消防本部の主要な機材には、以下のような消防車両が含まれています（2015年4月1日時点）:

• - 消防ポンプ自動車: 7台
• - 水槽付消防ポンプ自動車: 1台
• - はしご付消防自動車: 1台
• - 救助工作車: 1台
• - 化学消防自動車: 2台
• - 高規格救急自動車: 7台
• - 指令車: 1台
• - 調査広報車: 1台
• - 防火広報車: 1台

組織構成

本部は、以下の課に分かれて適切な運営を行っています:

• - 総務課: 総務係

- 消防防災係は2015年に廃止され、五島市総務課に業務が移管されました。

• - 消防課:

- 警防係
- 予防係
- 危険物係

• - 消防署: 本署1隊と、本署2署、さらに6つの出張所が活動しています。

沿革

五島市の消防組織の歴史は1970年に遡り、地域の広域市町村圏協議会が設立されたことから始まります。その後、1971年に下五島地域広域市町村圏組合が設立され、消防サービスの充実を目指しました。

1973年には岐宿町に出張所が設置され、その後も富江町や玉之浦町、三井楽町、奈留町にも分駐所が設けられ、地域密着の消防体制が整えられました。1982年には分駐所が出張所に改称され、さらに1985年には福江消防署の空港警備所が開設され、1992年にはこれが空港出張所となりました。

2004年には、下五島地域広域市町村圏組合の解散を受けて五島市が誕生し、五島市消防本部と消防署が新たに設置されました。その後、2013年に全消防署および消防分駐所の救急車が高規格化され、2014年には本部の移転が完了しました。

2015年には組織の再編成が行われ、総務課の消防防災係が廃止され、防災関連の業務が五島市総務課に移管されました。これにより、消防団事務は消防課の警防係に引き継がれ、より効率的な管理が実現しました。

参考情報

五島市消防本部は、地域住民の安全を守るべく、常に活動しており、緊急時だけでなく予防活動や地域との連携を大切にしています。彼らの努力によって、五島市はより安全な街へと成長し続けています。

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