五島市立玉之浦小中学校

五島市立玉之浦小中学校の概要

五島市立玉之浦小中学校は、長崎県五島市玉之浦町に設立された公立の小中一貫校です。この学校は、2019年に玉之浦中学校、玉之浦小学校、平成小学校の三校が統合されて誕生しました。新たな学校の設立時には、児童25名と生徒16名を合わせた41名が在籍しており、地域の子どもたちに対して質の高い教育を提供することを目指しています。

沿革

2019年（平成31年）

• - 4月1日：玉之浦中学校・玉之浦小学校・平成小学校が統合され、玉之浦小中学校が開校されました。学校は新たなスタートを切り、小さな学級規模で教育を始めました。
• - 4月9日：記念すべき第1回入学式が挙行され、新生活がスタートしました。
• - 4月26日：PTA（保護者と教員の会）が設立され、学校と家庭との連携がより強化されることとなりました。

2020年（令和2年）

• - 3月4日：新型コロナウイルスの影響で、同月24日まで臨時休校が実施されました。これは全国的に広がる感染症対策として必要な措置でした。
• - 3月17日：初めての卒業証書授与式が行われ、新しい学校での文化が育まれました。
• - 3月末：特別支援学級の増設工事が完了し、特別な支援が必要な生徒に対しても配慮された教育環境が整いました。
• - 4月22日：再度、コロナウイルス感染症の影響で臨時休校措置が取られることとなりました。このような状況下でも子どもたちの安全と健康が最優先動位置づけられました。

学校教育目標

玉之浦小中学校は「汗を流して、未来を拓く」という教育目標を掲げています。これにより、生徒たちは自らの手で未来を切り拓く力を養うため、様々な経験を通じて成長していくことが期待されています。

通学区域

この学校の通学区域は、玉之浦町の各地域から構成されています。具体的には、玉之浦町玉之浦、玉之浦町立谷、玉之浦町大宝、玉之浦町小川、玉之浦町中須、玉之浦町幾久山、玉之浦町上の平、玉之浦町布浦、玉之浦町荒川、玉之浦町丹奈、玉之浦町頓泊が含まれています。

交通アクセス

最寄りの公共交通機関として、五島バスの「玉之浦・布浦・荒川線」と「向小浦線」があります。「玉之浦中学校前」の停留所で下車することができ、地域の生徒たちにとって通学が便利な環境が整っています。

周辺環境

学校周辺には国道384号や長崎県道164号玉之浦岐宿線が通っており、交通の便が良い場所に位置しています。また、地域の子どもたちの進学前の保育を行う社会福祉法人五島市社会福祉協議会玉之浦地区のへき地保育所も近くにあり、地域全体で子どもたちの教育と成長を支える体制が整っています。

これからも玉之浦小中学校は地域に密着した教育活動を展開し、未来を担う子どもたちの成長に寄与していくことが大いに期待されます。

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