五色台運動公園

五色台運動公園

五色台運動公園（ごしきだいうんどうこうえん）は、兵庫県洲本市にある多目的運動公園で、通称「アスパ五色」として知られています。この「アスパ」は、「淡路スポーツパーク」の略称であり、地域のスポーツ活性化を目指す施設です。2001年に開設され、2006年には第61回国民体育大会のサッカー競技の会場として使用されるなど、地域交流やスポーツ振興を図る重要な役割を果たしています。

施設の特徴

五色台運動公園は、幅広いスポーツ活動に対応できるよう、複数の競技場や施設が整備されています。主な設備は以下の通りです。

天然芝グラウンド

メイングラウンドは、68m×105mの広さを持ち、最大3000人の収容が可能です。メインスタンドには643席が設けられています。このグラウンドは、日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）に加盟しているFC町田ゼルビア、京都サンガF.C.、セレッソ大阪などのクラブがトレーニングやキャンプに利用しており、全国地域サッカーチャンピオンズリーグや関西サッカーリーグの開催地としても知られています。また、関西地区予選などの若手選手の大会にも利用されています。

サブグラウンド

サブグラウンドも68m×105mのサイズを有し、収容人数は2500人です。こちらは主に兵庫県を中心としたクラブユースの試合に使われています。天然芝の環境は、選手たちが質の高いプレーを行うための条件を整えています。

多目的グラウンド

この多目的グラウンドは、400mの陸上トラックや軟式野球、ソフトボール、サッカーのグラウンドが併設されています。ナイター設備も完備されており、昼間だけでなく夜間でも利用可能です。特に陸上競技向けの施設はトレーニングを行う選手にとって大変重宝されており、地域のスポーツイベントでも活用されています。

その他の施設

さらに、五色台運動公園には18ホールのパークゴルフコース、体育館、雨天時の練習場、観覧エリアなども完備されています。これにより、さまざまなスポーツやレクリエーション活動を楽しむことができ、地域住民だけでなく観光客にも親しまれるスポットとなっています。

アクセス方法

五色台運動公園へのアクセスは、公共交通機関を利用する場合、洲本バスセンターから淡路交通のバスに乗り、鳥飼線の「五色浜」停留所で下車後、徒歩15分ほどです。また、車を利用する場合は五色バスセンターや西淡志知、陸の港西淡から約15分の距離にあります。神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジからは15分、北淡インターチェンジからは40分で到着します。これらのアクセスの良さも、地域のスポーツとレクリエーションの中心地としての魅力を高めています。

五色台運動公園は、淡路島のスポーツ振興を担う重要な施設であり、訪れる人々にとって多様なスポーツ体験を提供する場所となっています。

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