井上俊輔 (バレーボール)

井上俊輔：冷静沈着な元男子バレーボール選手

井上俊輔（いのうえ しゅんすけ、1985年6月4日 - ）は、長崎県長崎市出身の元男子バレーボール選手です。ポジションは一貫してセッターを務めました。

バレーボールとの出会いと成長

小学校4年生の時、友人に誘われたことがきっかけでバレーボールを始めました。長崎市立西北小学校時代には、全日本バレーボール小学生大会長崎県大会で初優勝を経験。長崎市立岩屋中学校では、永野健選手を擁する日宇中学校の壁を越えられず、全国大会への出場は叶いませんでした。

2001年、長崎市立長崎商業高等学校に進学。入学後1年間は大浦正文先生の指導を受けました。しかし、県内の強豪校が立ちはだかり、ベスト8の壁を破ることはできませんでした。2002年には高知国体に出場しています。

福岡大学での飛躍

2004年、福岡大学に進学。1年先輩に白澤健児選手、同期には松野昭博選手、2年後輩には松崎良輔選手がいました。1年生時からレギュラーセッターとして活躍し、2004年と2006年には全日本インカレに出場を果たしました。

JTサンダーズでの挑戦

2008年、大学卒業後にJTサンダーズに入団。同期入団には石橋健選手がいました。同年に行われた2008V・サマーリーグでは、新人ながら最優秀選手に選ばれるという快挙を達成しました。当初は前田悟選手の引退後、菅直哉選手や深津旭弘選手と併用で起用されましたが、その後は控えに回る時期が長く続きました。

しかし、2013/14シーズンにヴェセリン・ヴコヴィッチ監督に抜擢され、再びレギュラーセッターの座を掴みます。Vプレミアリーグと黒鷲旗の双方で準優勝に大きく貢献しました。

2018/19シーズンをもってJTサンダーズを退団しました。

所属チーム

西北小男子バレーボール部（長崎市立西北小学校）
長崎市立岩屋中学校
長崎市立長崎商業高等学校
福岡大学
JTサンダーズ (2008-2018年)

プレースタイル

冷静な判断力と正確なトスでチームを牽引する、安定感抜群のセッターでした。苦しい状況でも的確な判断でアタッカーを生かし、チームを勝利に導きました。

その後

引退後の活動については、詳細な情報は公開されていません。

参考文献

日本バレーボールリーグ機構の旧サイトにおけるプロフィール - ウェイバックマシン
* JTサンダーズ 選手プロフィール

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