井上琴絵

井上 琴絵（いのうえ ことえ）

基本情報

井上琴絵は1990年2月15日生まれの日本の女子バレーボール選手で、京都府京都市出身の彼女は、4人兄弟姉妹の次女です。バレーボールは小学3年生の時に姉の影響を受けて始めました。

バレーボールのキャリアの始まり

彼女のバレーボール人生は、京都橘高等学校での活躍から始まりました。2006年には春高バレーで準優勝を果たし、2007年の国体で優勝。また、アジアユース選手権とアジアジュニア選手権でも優勝するなど、その実力を確実に証明していきました。

JTマーヴェラス時代

2008年にJTマーヴェラスに加入した彼女は、同年の黒鷲旗大会で準優勝し、自身も若鷲賞を受賞しました。そしてアジアジュニア選手権では優勝に貢献し、ベストリベロ賞を獲得。2009年に全日本代表にも登録され、さまざまな国際大会やリーグでの活躍を続けました。

2010-11シーズンにはVプレミアリーグで初優勝を達成し、同時にリーグのベストリベロ賞も受賞しました。2015年には再び黒鷲旗大会での優勝に貢献し、キャプテンとしてチームを牽引する役割を担いました。彼女のリーダーシップは、2017年には全日本登録メンバーにも選ばれるほどの実力を示すこととなりました。

CSMブカレストとデンソーエアリービーズ時代

2018年にはルーマニアのCSMブカレストに移籍し、その後2019年にはデンソーエアリービーズに加入。日本代表としてネーションズリーグにも出場しましたが、東京五輪の最終選考には漏れてしまいました。2021年7月にデンソーエアリービーズを退団し、次のチームへと移籍を希望しました。

NECレッドロケッツ時代

2021年9月にはNECレッドロケッツに加入。Vリーグで通算230試合出場を果たし、シーズン終了後に「Vリーグ栄誉賞」を受賞するなど、活躍は続きました。しかし2023年にNECを退団し、イスラエルのハポエル・クファル・サバへ移籍。しかし、パレスチナ・イスラエル戦争の影響により、そのプレーは困難となり、タイのナコンラチャシマに移籍を余儀なくされました。

タイリーグでの成功

ナコンラチャシマでのシーズンでは、チームをリーグ優勝へと導き、MVPとベストリベロの栄誉を手にしました。その後、2024年にはアメリカのリーグ・ワン・バレーボールへの移籍が発表され、彼女のキャリアは新たなステージへと進んでいきます。

所属チームの変遷と受賞歴

井上琴絵のバレーボールにおける活動は、学校からスタートし、JTマーヴェラスを経て複数の海外リーグに渡って続いています。彼女は数多くのタイトルを獲得し、選手としての成長を続けています。特に黒鷲旗大会や全国大会では多くの受賞歴があり、国際大会でもその実力が評価されています。

彼女のこれからの活躍にも大いに期待が寄せられています。

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