井上眞

井上眞（いのうえ まこと）氏は、1958年8月9日生まれの日本の実業家です。大阪府出身で、大塚製薬株式会社の代表取締役社長を務めています。

1983年に長崎県立国際経済大学（現在の長崎県立大学）経済学部を卒業後、同年大塚製薬に入社しました。入社後は、医薬部門を中心にキャリアを積み重ねています。

2002年9月には横浜支店医薬部長、2004年6月には東京支店医薬部長に就任し、医薬部門でのマネジメント能力を発揮しました。2008年6月には執行役員診断事業部事業部長に昇進し、事業運営における手腕を振るいました。

その後、2009年6月には常務執行役員医薬品事業部副事業部長、2013年9月には常務執行役員ニュートラシューティカルズ事業部と、要職を歴任しました。2015年3月には取締役（兼）専務執行役員ニュートラシューティカルズ事業部長に就任し、経営層の一員として事業を推進しました。同年4月にはファーマバイト取締役にも就任し、その経営手腕は多岐にわたります。

2016年3月には取締役ニュートラシューティカルズ事業部長、2017年3月には常務取締役ニュートラシューティカルズ事業担当と、引き続きニュートラシューティカルズ事業を牽引しました。2017年9月にはデイヤフーズ取締役にも就任し、食品事業にも関与しています。2018年3月には専務取締役ニュートラシューティカルズ事業担当、2018年10月にはナルドベルSAS取締役会長にも就任し、グローバルな視点での経営にも携わりました。

2019年3月には取締役副社長に就任し、2019年12月の大塚ホールディングス取締役会において、大塚製薬の代表取締役社長に選任されました。そして、2020年3月の大塚製薬の株主総会および取締役会を経て、正式に代表取締役社長に就任しました。

井上氏は、大塚製薬の中核となる医薬事業と、ニュートラシューティカルズ事業の両分野で豊富な経験と実績を持ち、その経営手腕が高く評価されています。現在、大塚製薬の代表取締役社長として、同社のさらなる成長と発展に貢献しています。

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