井上虫歯二本

井上虫歯二本について

井上虫歯二本（いのうえ むしばにほん）は、元芸人であり、福岡県北九州市小倉出身として知られる人物です。本名は井上慎史（いのうえ しんじ）。彼は吉本興業に所属していた時期もあり、特にピン芸人としての活動が注目されました。彼の経歴や活動の変遷について、ここでは詳しくご紹介します。

来歴

井上虫歯二本は2008年4月に東京NSCの14期生として入学し、次の年の4月には卒業を迎えました。在学中には「カプチーノ中毒」というコンビを結成し、個人名は「ブッシィ井上」として活動を開始。しかし、相方であるキッシィ高見の突然の引退により、コンビは2009年11月に解散します。その後、本名に戻した井上は、外国人の同期と共にトリオ「三国子」を結成しましたが、こちらもビザの関係で2010年11月に解散しました。

解散後は、「クリーーンアップ」という別のトリオを結成し、この頃に現在の芸名「井上虫歯二本」に改名しました。トリオ活動は2013年3月まで続きましたが、脱退の理由については本人は詳細を明らかにしていません。その後はピン芸人として独立し、お笑いライブを中心に活動してきました。

また、2014年からは居酒屋「阿佐谷うまいもの市場　浩太郎丸」を経営し、翌年には2店舗目もオープンさせます。2017年には吉本興業を退社し、芸人としての活動を一旦引退。新たに「麺ターテイナー」という職業に転向し、飲食店業界で新たなキャリアを築くことになります。ただし、芸名はそのままで、多くのテレビ番組やネットニュースに登場しては、引き続き名を知られています。

芸風とエピソード

井上虫歯二本の芸風は特異で、「おしり応援」芸で知られています。この芸はカプチーノ中毒時代に始まり、赤と白のふんどし姿でお尻を叩き合うというものでした。トリオ時代にもこのスタイルはベースとしつつ、新たなバリエーションも加えられました。ピン芸人としてはフリップ芸など様々なネタに挑戦していました。

また、彼はNSC卒業後、わずか2ヶ月でテレビ出演を果たしながらも、年齢に関するエピソードも興味深いものです。同期の中でも年長者でありながら、特異なコンビ名やトリオ名を持つことでも知られています。「カプチーノ中毒」というコンビ名は、相方の好みに由来し、「三国子」は国籍の違いから由来しました。さらに「井上虫歯二本」の名前も、ある先輩によって名づけられ、実際の虫歯の有無とは無関係です。

プライベートとその他の活動

井上は多趣味で、特にヒッチハイクを好むことで知られており、プライベートでの活動もファンに披露しています。また、ネット上での存在感も強く、自身のInstagramやTwitterでは積極的に発信を行っています。居酒屋業界での地位を確立し、テレビ出演時は本名名義で活動することが増えましたが、芸人としての名は今なお知られています。

若い頃の姿や貴重な体験を綴ったブログやSNSも興味深く、多くのファンに愛され続けています。多彩な才能を持つ井上虫歯二本は、今後も飲食業界や芸人活動において新たな展開を見せることでしょう。

もう一度検索