井上裕介 (バレーボール)

井上裕介のプロフィール

井上裕介（いのうえ ゆうすけ、1983年8月5日生まれ）は、日本の元男子バレーボール選手であり、現在はバレーボールの指導者として活躍しています。バレーボールキャリアの初めから競技者としての道を歩んできた彼の経歴は、数々の大会での成功や多くの受賞歴に彩られています。

キャリアの始まり

井上は、小学3年生の時に地元の灘崎小学校バレー部に入団し、バレーボールを始めました。彼は、その指導者からの勧誘を受けたことがきっかけとなり、この競技に魅了されていきました。その後、玉野光南高校を経て国際武道大学に進学し、さらに彼のバレーボールへの情熱を深めていきました。

プロ選手としての活躍

井上は、2006年に大分三好ヴァイセアドラーに入団します。そこで彼は、バレーボールにおける重要な役割、サーブレシーブの技術を磨き、2007年と2008年の2年連続でVプレミアリーグのサーブレシーブ賞を受賞しました。2008年には堺ブレイザーズに移籍し、ここでも2年連続となるベストリベロ賞を受賞するなど、その実力を証明しました。

国際舞台での活躍

井上は、2008年に全日本代表に選出され、国際大会への出場を果たします。同年にはアジアカップにも出場し、さらに2009年にはワールドグランドチャンピオンズカップ、ワールドリーグなどにも参加し、日本の代表として様々な舞台で競技しました。

引退とその後の活動

2018年、井上は第67回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会を最後に現役選手としてのキャリアを終えました。そして、同年6月にはV.LEAGUE DIVISION1 WOMENのJTマーヴェラスのコーチに就任しました。彼の経験を生かし、若い選手たちの指導にあたっています。

2021年にはJTを退団し、NECレッドロケッツのコーチとして2シーズンを過ごします。しかし、2023年には再びJTマーヴェラスに復帰し、コーチとして新たなスタートを切りました。彼の指導者としての手腕が、チームにどのように影響を与えるのか、今後の展開が注目されています。

受賞歴と所属チーム

受賞歴

• - 2007年: 2006/07 Vプレミアリーグ サーブレシーブ賞
• - 2008年: 2007/08 Vプレミアリーグ サーブレシーブ賞
• - 2009年: 2008/09 Vプレミアリーグ ベストリベロ賞
• - 2010年: 2009/10 Vプレミアリーグ ベストリベロ賞
• - 2012年: 第61回黒鷲旗大会 ベストリベロ賞

所属チーム

• - 玉野光南高校
• - 国際武道大学
• - 大分三好ヴァイセアドラー（2006-2008年）
• - 堺ブレイザーズ（2008-2018年）

井上裕介はその潔いプレースタイルと優れた技術で、日本のバレーボール界に名を刻んできました。現在は指導者として新たな世代の育成に注力しており、今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。

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