井筒とマツコ 禁断のラジオ

井筒とマツコ 禁断のラジオ

『井筒とマツコ 禁断のラジオ』は、文化放送で2011年4月15日から2014年9月26日まで放送されていたラジオ番組です。映画監督の井筒和幸とコラムニストのマツコ・デラックスという異色の二人がパーソナリティを務め、タブーを恐れない過激なトークが人気を博しました。

番組概要

この番組は、井筒和幸とマツコ・デラックスが、世の中の出来事や気になる話題について、忖度なしに自由に語り合うという内容でした。当初は『夕やけ寺ちゃん 活動中』という番組内の1コーナーとして、毎週金曜日の20分間放送されていましたが、2013年4月5日からは独立番組となり、放送時間も30分に拡大、全国18局ネットで放送されるようになりました。

番組の特徴として、パーソナリティの二人がトーク中に「禁断の一線」を踏み越えたと判断された場合、その発言がそのまま放送されるか、自主規制音や音楽（アメリカ民謡『オクラホマミキサー』）で消されるか、という対応がネット局によって異なっていました。これは、各局の判断に委ねられていたため、同じ番組でも地域によって聞こえ方が違うという、ラジオならではの面白さがありました。

番組内には、『コトブキツカサのピテカンラジオ』というコーナーも存在しました。しかし、このコーナーも放送時間が短いネット局では放送されませんでした。文化放送では、2013年10月3日放送分から『ピテカンラジオ』のパートのみがPodcast QRで配信されました。ただし、番組タイトルやアイコンには井筒とマツコの名前が大きく表示されているにもかかわらず、二人が『ピテカンラジオ』のコーナーにほとんど出演しないため、リスナーからは「紛らわしい」という指摘もありました。

ネット局でCMとCMの間などに流れるフィラー音楽には、「素晴らしき日々へ」（作曲：岩代太郎）が使われていました。

2014年9月26日、番組は3年半の歴史に幕を閉じました。ネット局での放送は、文化放送での9月19日放送分をもって終了しました。

出演者

井筒和幸（映画監督）
マツコ・デラックス（コラムニスト）
コトブキツカサ（映画パーソナリティ）
寺島尚正（文化放送アナウンサー）

放送時間

番組の放送時間は、当初は『夕やけ寺ちゃん 活動中』内の一コーナーとして、毎週金曜日の20分間でした。その後、独立番組となってからは30分間に拡大されました。

脚注

(番組に関する脚注は、原文に記載がありませんでした。)

外部リンク

井筒とマツコ 禁断のラジオ

この番組は、過激な発言やタブーに切り込む姿勢が特徴で、リスナーに強い印象を与えました。特に、井筒和幸とマツコ・デラックスという個性の強い二人の掛け合いは、他の番組にはない独特の魅力がありました。現在では聴くことができないのが残念ですが、当時のラジオ界に大きなインパクトを与えた番組として、その名は記憶されています。

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