亜細亜大学吹奏楽団

亜細亜大学吹奏楽団

亜細亜大学吹奏楽団（Asia University Wind Orchestra）は、亜細亜大学に所属する吹奏楽クラブであり、日本のアマチュア吹奏楽団として知られています。1964年の創部以来、半世紀以上にわたり、音楽を通じた豊かな人間形成と地域社会への貢献を目指し活動を続けています。

歴史

1964年に創部された亜細亜大学吹奏楽団は、1976年に全日本吹奏楽コンクールに初出場を果たしました（指揮：小長谷宗一）。その後、1978年には榊原栄の指揮のもと、同コンクールで初の金賞を受賞。以来、その実力は高く評価され、数々の輝かしい実績を積み重ねています。2021年時点では、全日本吹奏楽コンクールへの出場は通算10回を数え、金賞7回、銀賞2回、失格1回という記録を残しています。

また、国際交流も積極的に行っており、1979年には中華民国、1983年にはインドネシア、1987年には北京、1991年にはタイ、1995年にはマレーシア、2016年に大連、2017年に北京と、数々の国々で親善演奏旅行を実施し、音楽を通じた文化交流に貢献しています。

全日本吹奏楽コンクールの成績

亜細亜大学吹奏楽団は、全日本吹奏楽コンクールにおいて以下の成績を収めています。

金賞：7回
銀賞：2回
失格：1回

公演・出演

亜細亜大学吹奏楽団は、定期的な演奏会の開催や学内イベントへの出演など、幅広い活動を行っています。

サマーコンサート：毎年7月頃、亜細亜大学3号館講堂で開催
定期演奏会：毎年12月頃、亜細亜大学3号館講堂または武蔵野市民文化会館で開催（2021年で57回目）
その他：入学式・卒業式、学園祭などの学内演奏、地元・武蔵境を中心とした交流イベント出演、依頼演奏など

これらの演奏会やイベントを通じて、地域社会との交流を深め、音楽の普及に努めています。

CD販売

亜細亜大学吹奏楽団の過去の全日本吹奏楽コンクールでの名演を集めたCDとして、ブレーン株式会社から『レジェンダリーII「亜細亜大学吹奏楽団」』が発売されています。また、ソニーレコードから発売されたCD『日本の吹奏楽’92/Vol.9大学・職場編』にも、名演が収録されています。これらのCDを通じて、その素晴らしい演奏を広く聴衆に届けています。

外部リンク

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