京プラス

京プラスの概要

『京プラス』は、2007年4月2日から2011年9月30日までの約4年間、KBS京都テレビにて放送されていたローカルのワイドニュース番組です。この番組は、前の番組である『Live5』をリニューアルした形でスタートし、平日夕方に放送されていたことが特徴です。

番組のスタートと内容の変遷

最初の放送では、特に団塊の世代をターゲットとし、ニュースに加えてタウン情報やグルメ情報も盛り込まれていました。しかし、2008年春の改編で放送時間が短縮されると、内容は次第に報道中心へと移行しました。番組開始から1年は地域の様々な情報を届けることに力を入れていましたが、視聴率の変動などからフォーマットが変更されていったのです。

放送の初期には、スタジオをHD対応に整え、2007年11月からはハイビジョンでの放送も始まりました。アナログ放送への対応も行われ、2010年7月からはレターボックスサイズでの放送に変更されるなど、技術面でも進化を遂げました。

放送時間と出演者

『京プラス』は、週の月曜日から金曜日まで、最初は17:15から17:50まで放送されていましたが、2008年3月31日からは17:30に変更されています。キャスターは全てKBS京都のアナウンサーが担当しており、信頼性の高い情報提供がされていました。

主なコーナー

当初は多彩なコーナーが展開されていましたが、放送時間の縮小と共に必要に応じて整理され、最終的には「きらり夕刊」だけが残りました。特にこの「きらり夕刊」は『夕刊NEWSワイド』から来たコーナーで、金曜日には「今週のきらり」としてその週のニュースを振り返る内容が提供されていました。

他にも以下のコーナーがありました:

• - Play Back 京都: 過去のニュース映像を懐かしいヒット曲に乗せて紹介するオープニングコーナー。
• - ブツブツ街角リポート: 商店街を巡り物々交換を行うリポートコーナー。
• - バンザイ！シニア同窓会: 同窓会の模様を紹介するコーナー。
• - セカンドライフ: セカンドライフを楽しむ人々やその仲間のインタビューを行うコーナー。
• - あまから親父のおあがりやす: 京都の飲食店を紹介するコーナー。
• - きょうはどんな日: 市民にインタビューを行うオープニングコーナー。

最終回とその後

『京プラス』の最終回をもって、KBS京都の平日夕方に放送されるローカルワイドニュース番組は終了しました。以降は、月曜日から木曜日にかけては新たに設けられた55分の情報番組『やのぱんの生活情報部』内で情報が伝えられることになり、金曜日には5分間の短いミニ番組『京都新聞ニュース』がスタートしました。

このように『京プラス』は、地域密着型のニュース番組として多くの視聴者に愛され、様々な情報を提供し続けた重要な番組であったと言えるでしょう。

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