京丹後市立久美浜中学校

京丹後市立久美浜中学校について

京丹後市立久美浜中学校（きょうたんごしりつ くみはまちゅうがっこう）は、京都府京丹後市久美浜町に位置する公立の中学校です。2013年に開校され、旧・久美浜中学校と高龍中学校が統合され、新たに誕生した学校です。この学校は、旧久美浜町に唯一存在する中学校であり、地域の教育の中心的な役割を果たしています。

校歴の変遷

久美浜中学校の起源は1947年に遡ります。当初、久美浜町久美谷村に組合立久美中学校が開校しました。1949年には、久美浜町、久美谷村、神野村、田村、湊村の5つの町村が結成した組合立久美浜中学校が設立され、その後湊分校も設けられました。1955年の町村合併によって、学校名は久美浜町立久美浜中学校に変更されました。

久美浜中学校は1983年に湊分校を廃止し、2004年には京丹後市の発足とともに京丹後市立久美浜中学校に改称され、その後2013年に閉校を迎えることとなりました。また、高龍中学校も1947年に設立され、何度かの名称変更を経て、同じく京丹後市立高龍中学校となり、2013年に閉校しました。

このような歴史の中で、2013年4月1日に新たに京丹後市立久美浜中学校が誕生しました。

学校の特長

京丹後市立久美浜中学校は、京都府の最西端に位置する中学校でもあります。生徒数は2015年度には240人を超え、活気にあふれた学校生活が送られています。

特筆すべきは、学校が有するユニークな部活動の一つであるカヌー部です。久美浜湾にはカヌーレーシング場があり、多くの生徒がカヌー競技に親しんでいます。2012年には全国中学生カヌー大会で男子カヤックシングルおよびペアでの優勝を果たし、その実績は学校の誇りとなっています。2016年には11人の生徒が中学生カヌー大会に出場し、さらなる活躍を見せました。

校区とアクセス

京丹後市立久美浜中学校の校区は、京丹後市立久美浜小学校、京丹後市立高龍小学校、京丹後市立かぶと山小学校を含んでいます。また、周辺には京丹後市立網野中学校や峰山中学校もあり、地域の教育ネットワークが広がっています。

交通アクセスは、京都丹後鉄道宮津線の久美浜駅からの便が利用可能で、地域住民や生徒にとって便利なアクセスが整っています。

このように、京丹後市立久美浜中学校は豊かな教育環境を提供し、地域の子どもたちの成長を支える大切な場所となっています。

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