京田辺市立大住中学校

京田辺市立大住中学校について

京田辺市立大住中学校は、京都府京田辺市大住池平に位置する市立の中学校です。北部地域を学校区に持ち、1979年4月に開校しました。元々田辺町立田辺中学校から分離して設立された学校であり、その後の教育環境の変化を経て、現在に至ります。

学校の概要

この学校は、新興住宅地が多い校区にありますが、旧村も含まれており、地域に根ざした教育を実施しています。通学路については、生徒の住む地域によって利用する門が異なります。例えば、花住坂や松井ヶ丘に住む生徒は裏門から登校することが一般的です。

最近では、近隣に新しく設立された京田辺市立老人福祉センター宝生苑の影響で、通学路が一部変更されました。その結果、これまであまり利用されていなかった地下道を通る生徒が増え、新たな交通の流れが生まれています。さらに、松井ヶ丘小学校へとつながる道も整備されたため、そちらのルートを使う生徒も見受けられます。

部活動

大住中学校では、ハンドボール部と吹奏楽部、陸上部が特に活発な部活動として知られています。

ハンドボール部

ハンドボール部は、数々の成果を収めています。特に2021年に開催された第16回春の全国中学生ハンドボール選手権大会では男子チームが第3位を獲得しました。この成功は学校の名を全国に広めることに繋がりました。

吹奏楽部

吹奏楽部は1983年に初めてコンクールに参加し、1990年には初めて京都府代表として選ばれました。その後、9大会連続で関西大会に出場するなど、その実力は確かなものとなりました。1995年には関西大会で初の金賞を受賞し、その年の全国大会にも出場しました。この大会では銀賞を受賞し、京都府内の中学校において全国大会への出場は大変稀有なことでした。その後も、この部はほぼ毎年京都府代表に選ばれ続け、2021年のときには金賞を受賞しています。

沿革

大住中学校の沿革としては、開校以来、さまざまな施設の整備が行われてきました。1992年にはコンピューター教室を設置し、1997年には田辺町から京田辺市に改称されました。その後、2001年には夜間照明設備が導入され、2003年にはバリアフリー対策としてエレベーターが設置されるなど、時代に合わせた学習環境の整備が行われています。

生徒の目標

大住中学校は、生徒たちが自ら学ぶ姿勢、小さいことでも自分で考え表現する能力を持つよう指導しています。自らを鍛え、目標を達成できるような生徒を育てることを目指し、また、他者への尊重や地域とのつながりを大切にする姿勢も求められます。

近隣の学校や施設

京田辺市立大住中学校は、大住小学校や松井ヶ丘小学校の校区に位置しています。また、周辺には月讀神社や北部住民センターなどの地域施設も点在しており、教育環境は充実しています。学校までのアクセスはJR学研都市線の大住駅からも便利です。周辺校には田辺中学校や城陽市立西城陽中学校などがあり、地元の教育ネットワークが広がっています。

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