京築広域市町村圏事務組合とその消防本部の概要
京築広域市町村圏事務組合(けいちくこういきしちょうそんけんじむくみあい)は、福岡県
京築地方に位置する
一部事務組合であり、
行橋市、
豊前市、
京都郡苅田町、
京都郡みやこ町、
築上郡築上町、
築上郡吉富町、及び
築上郡上毛町の計2市5町で構成されています。事務組合の本部は、
豊前市にあり、2022年4月に組織再編が予定されています。これにより効率的な運営が期待されています。
京築広域圏
消防本部(けいちくこういきけんしょうぼうほんぶ)は、
京築広域市町村圏事務組合によって管理されている消防機関です。この
消防本部は、
豊前市、
京都郡みやこ町、
築上郡築上町、
築上郡吉富町、
築上郡上毛町の1市4町を管轄しています。具体的な所在地は、福岡県
豊前市大字荒堀525-1です。
その管轄区域は次の通りです:
消防署の一覧
消防本部は、下記の消防署と分署を管理しています:
これらの消防署の管轄面積は449.87
平方キロメートルで、職員数は139名となっています。
主な設備
京築広域圏
消防本部は、以下の主力機械を備えています:
- - 水槽付消防ポンプ自動車: 1台
- - 消防ポンプ自動車: 6台
- - 大型化学高所放水車: 1台
- - 泡原液搬送車: 1台
- - 救助工作車: 1台
- - 高規格救急自動車: 5台
- - 指揮車: 1台
- - 司令車: 1台
- - 積載車: 1台
- - 広報車: 1台
- - 査察車: 1台
- - 事務連絡車: 6台
再編の動き
京築広域市町村圏事務組合の組合長である田中
行橋市長は、2020年11月に再編計画を表明しました。当初、組合は消防や学校給食、休日・夜間診療など4つの事業を運営していましたが、参加自治体が限定されていたため、効率性の観点から見直しが求められました。特に
行橋市と
みやこ町による学校給食センターの廃止や、医師会への事業移行に伴い実施する事業は減少し、
京築広域市町村圏事務組合が担う役割も縮小しています。この背景を受け、組織の分割・再編に向けた協議が始まりました。
今後の展望として、再編により地域サービスの向上と効率性の確保が図られ、地域住民の安全と安心を守る体制の整備が期待されます。