京葉ジャンクション

京葉ジャンクション (Keiyo Junction)

京葉ジャンクションは、千葉県市川市稲荷木に位置する、東京外環自動車道と京葉道路を接続するジャンクションです。このジャンクションは、完全地下構造であり、その複雑な構造が特徴です。

構造

京葉ジャンクションの構造は、以下のようになっています。

1. 最上層: 国道298号
2. 中間層: 京葉道路
3. 下層: 東京外環自動車道
4. 最下層: 両道路を接続するランプウェイ

このように、複数の道路が立体的に交差しており、特に東京外環自動車道の分岐点が地下にあるため、航空写真などではランプの構造を確認することが難しいです。完成時には、東京外環自動車道と京葉道路の全方向への通行が可能になる計画ですが、現在は8本のランプのうち、2本のランプが未完成となっています。

また、当JCTの設置工事に伴い、鬼高[パーキングエリア]が2012年3月31日に閉鎖されました。その後、2018年4月24日には、同位置に京葉市川PA（下り線のみ）が新たに供用開始されています。

連絡する路線

京葉ジャンクションでは、以下のランプウェイを通じて、各路線が接続されています。

Fランプ: 東京外環自動車道内回り（高谷） → 京葉道路上り線（東京）
Dランプ: 東京外環自動車道外回り（三郷） → 京葉道路上り線（東京）
Hランプ: 東京外環自動車道外回り（三郷） → 京葉道路下り線（千葉）
Aランプ: 京葉道路上り線（東京） → 東京外環自動車道内回り（三郷）
Eランプ: 京葉道路下り線（東京） → 東京外環自動車道内回り（三郷）
Cランプ: 京葉道路下り線（東京） → 東京外環自動車道外回り（高谷）

上記のランプのうち、京葉道路の千葉方面と東京外環自動車道の三郷JCT方面を接続するHランプとAランプは2車線で、その他のランプは1車線となっています。

未連絡の路線

以下のランプは、現在未供用となっています。

Bランプ: 東京外環自動車道内回り（高谷） → 京葉道路下り線（千葉）
Gランプ: 京葉道路上り線（千葉） → 東京外環自動車道外回り（高谷）

これらのランプは、道路公団民営化に伴う事業費削減の影響で着工が延期されていました。しかし、千葉県からの要望を受け、2016年3月1日に国土交通省が東日本高速[[道路]]に対し整備事業許可を出しています。現在、これらのランプの開通に向けて、工事が進められています。

歴史

2018年6月2日: 東京外環自動車道・三郷南IC - 高谷JCT間の開通に伴い、京葉ジャンクションが部分的に供用開始されました。

隣接する施設

C3 東京外環自動車道（地下）
(86) 市川中央IC - (90) 京葉JCT - (91) 市川南IC
E14 京葉道路
(1) 篠崎IC - (1-1) 京葉JCT - (2) 京葉市川IC

関連項目

日本のインターチェンジ一覧

外部リンク

* ジャンクション概要（東日本高速[[道路]]株式会社）

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