京都十三仏霊場

京都十三仏霊場とは

京都十三仏霊場は、京都府京都市内にある13の寺院からなる霊場巡礼です。この霊場は、人が亡くなってから初七日、二七日、三七日と七日ごとに七回、そして百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、三十三回忌と、故人の霊が成仏するまでの各忌日を司る十三の仏様を巡るものです。

巡礼者は、各寺院に祀られている仏様にお参りすることで、故人の冥福を祈り、自身の心の平安を願います。各寺院では、それぞれ異なる仏様が本尊として祀られており、仏像や寺院の歴史に触れることができます。

霊場一覧と拝観について

各寺院の拝観については、いくつかの注意点があります。

○印 の寺院は、札所本尊と納経所が有料拝観区域内にあります。
●印 の寺院は、札所本尊は有料の堂内にありますが、納経所は無料拝観区域にあり、堂外からの拝観は無料です。
△印 の寺院は、境内に有料拝観区域がありますが、札所本尊と納経所は無料拝観区域にあります。

また、以下の寺院については、特別な注意点があります。

大光明寺：山門が閉じられていることが多いですが、脇の入口から入って参拝できます。庫裏で朱印を押印してもらえます。
仁和寺：普段は納経所や金堂は拝観料が不要ですが、御室桜の時期は拝観料が必要になります。

巡礼の魅力

京都十三仏霊場巡礼は、単なる寺院巡りにとどまらず、仏教の教えに触れ、自身の内面を見つめ直す機会となります。美しい庭園や歴史的な建造物を巡りながら、静寂の中で故人を偲び、心を癒すことができます。

巡礼のポイント

各寺院で納経帳に朱印を集めましょう。
各寺院の御本尊をよく拝み、手を合わせましょう。
時間に余裕を持って巡り、各寺院の歴史や文化に触れましょう。

注意事項

2014年7月に第3番札所が霊雲院から戒光寺へ、第11番札所が法観寺から隨心院へ変更されています。
各寺院の開門時間や拝観料を事前に確認しておきましょう。

関連情報

十三仏：各忌日を司る13の仏様について、さらに詳しく知ることができます。
外部リンク：京都十三佛霊場 公式ホームページで最新情報を確認できます。

京都十三仏霊場は、古都京都の歴史と文化に触れながら、心の安らぎを求めることができる巡礼路です。ぜひ訪れてみてください。

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