京都市営バス洛西営業所

京都市営バス洛西営業所

京都市西京区大枝東新林町に位置する京都市営バス洛西営業所は、京都市内で新しく設立された営業所です。京都市営バスの中でも最も新しい営業所であり、主に西京区と右京区の路線を担当しています。現在の運行及び整備業務は、近鉄バスに委託されています。操車業務は、桂坂操車場および三哲操車場で行われています。

沿革

この営業所は1979年5月に開設されましたが、その後も数回の系統変更と新設が行われ、地域の交通利便性は向上しています。1981年には数系統の新設や変更があり、1986年には91系統が梅津営業所から移管されるなど、着実に運行体制が整備されてきました。

1999年には西7号系統が新設され、その後も運行の見直しが続きました。特に2004年からは近鉄バスと阪急バスに運行を委託し、運営の効率化が図られました。一方、2014年からは委託先が近鉄バスに一本化され、運行の安定性が一層高まりました。

担当系統と現行路線

洛西営業所が担当する系統には、23号、28号、29号、33号などがあります。これらの系統は、洛西地域と京都市中心部を結ぶ重要な交通手段となっています。特に、23号系統は国道を経由するため、中心部から少し離れた場所からのアクセスを可能にする一方、28号系統や29号系統は観光名所へも向かうため、観光客にも非常に利用されています。

今後の展望

2024年には新たにEX101号系統が導入され、「観光特急　楽洛 清水寺ライン」として、市民利用と観光利用の両方を見込んだ運用が開始されます。このように洛西営業所では、地域の交通サービス向上を目的とし、新たなサービスや系統の開発が進められているのです。

特に観光シーズンに向けては、観光客向けの特別運行を充実させることで、洛西地域の魅力を引き出し、さらに多くの訪問者が地域を訪れるきっかけとなることを目指しています。今後も地域に根ざした営業所としての役割を果たし続けるでしょう。

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