京都府道601号由良金ヶ岬上福井線

京都府道601号由良金ヶ岬上福井線について

京都府道601号由良金ヶ岬上福井線は、京都府宮津市から舞鶴市に至る一般府道です。この路線は、特にレジャーや観光の面で魅力溢れる場所を通るため、多くの人々に利用されています。

概要

起点は宮津市字由良で、終点は舞鶴市字下福井となっています。宮津市の由良からは金ヶ岬を経て国道175号に向かう路線として知られています。舞鶴市に入ると、西神崎から東神崎の間には神崎海水浴場が広がっており、周囲には保養所なども建ち並んでいます。また、舞鶴市字白杉から喜多にかけては釣りを楽しむスポットも多く、特に人気のある漁場として知られています。

途中には青井に通じる槇山への登山道があり、ここではパラグライダーを楽しむ愛好家の姿も見受けられます。さらに、吉田地区には有名な瑠璃寺があり、特に春にはしだれ桜が見事に咲き、ライトアップされることで多くの観光客が訪れます。やや未開通区間もあるこの府道ですが、全体的に見ると海水浴場や釣りスポットが豊富で、自然を楽しむための最適な道です。

終点近くの喜多地区には貯木場や木材団地、さらには2003年に造成された工業団地もあり、舞鶴港に隣接した工業地帯として重要な役割も果たしています。

路線データ

• - 起点: 宮津市字由良（国道178号交点）
• - 終点: 舞鶴市字下福井（下福井交差点、国道175号交点）
• - 総延長: 12.3478 km
• - 未通区間:

- 宮津市字由良 - 舞鶴市字西神崎
- 舞鶴市字東神崎 - 舞鶴市字白杉

歴史

この府道は1959年に一般府道由良金ヶ岬上福井線として京都府に認定されました。起点の宮津市字由良から舞鶴市字西神崎へかけて由良川を渡る部分や、金ヶ岬付近の区間については未開通状態が続いています。

道路施設

この路線には大君トンネルがあり、延長は236mで1994年に竣工しました。このトンネルの建設は、道路改良事業の一環として行われました。

地理

未通区間の影響で実質的な起点が由良川の右岸にある舞鶴市西神崎になっています。路線は若狭湾に沿って東へ進み、最終的には海岸沿いの集落を結びます。また、喜多貯木場付近で海から離れつつ、国道175号および下福井交差点と接続する形となっています。

通過する自治体

• - 宮津市
• - 舞鶴市

交差する道路

この道沿いには、自然豊かな由良川や槇山があり、教育や金融機関、交通機関、そして神社仏閣なども揃っています。例えば、舞鶴市立福井小学校や神崎簡易郵便局、さらには京都丹後鉄道宮舞線の丹後神崎駅があります。また、穴観音や結城神社といった歴史深い場所も散見され、観光地としての魅力が際立っています。

余暇・観光

神崎海水浴場や白杉海水浴場、槇山公園、アオイマリーナといったレジャー施設や観光名所が点在しており、舞鶴港とれとれセンターも人気のスポットと言えるでしょう。

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