京都産業大学体育会サッカー部

京都産業大学体育会サッカー部

京都市北区に位置する京都産業大学の体育会に所属するサッカークラブです。1972年に創設されて以来、関西学生サッカー界で活動を続けています。

概要と歴史

1972年に創部された京都産業大学体育会サッカー部は、長年にわたり関西学生サッカーリーグに所属し、数々の戦いを経験してきました。特に近年は、チームの歴史において重要な成果を次々と上げています。

関西学生サッカーリーグにおいては、2023年度にクラブ史上初の優勝を達成しました。これは、1リーグ制に移行して以降の快挙であり、関西学生サッカー界におけるチームの地位を確固たるものとしました。これ以前にも、1984年、1987年、1990年、そして2021年と、計4度にわたりリーグ準優勝の成績を収めており、常に優勝争いに絡む実力を持っていたことが分かります。

全国の大学サッカークラブ日本一を決める全日本大学サッカー選手権大会（インカレ）では、リーグ優勝を果たした2023年度の大会で躍進を見せました。決勝まで駒を進め、惜しくも優勝には届きませんでしたが、準優勝というクラブ史上最高の成績を記録しました。この結果は、チームが全国トップレベルに到達したことを示すものです。

プロクラブも参加する天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会にも、これまでに複数回出場しています。初めて本大会の舞台に立ったのは1982年大会でした。その後、1987年、1990年にも出場しています。長い間、天皇杯本大会から遠ざかっていましたが、京都府代表を決める予選を突破し、2014年大会で24年ぶりに出場を果たしました。この時は1回戦でヴィアティン桑名に敗退。2016年大会にも出場しましたが、こちらも1回戦で奈良クラブに敗れています。そして2024年にも出場を決めており、通算の出場回数は6回となります。

天皇杯本大会への出場権が得られる京都FAカップ（天皇杯京都府予選）では、近年安定した成績を残しています。2014年、2016年、2024年に優勝を果たし、本大会への出場権を獲得しました。また、2019年と2022年には準優勝の成績を収めています。

また、京都府内の大学チームの頂点を決める京都学生サッカー選手権大会（京都FAカップの大学予選）でも、力を発揮しています。2013年、2014年、2024年に優勝、2015年と2017年には準優勝となっており、京都の大学サッカー界をリードする存在の一つと言えます。

これらの成績は、選手たちの努力はもちろんのこと、スタッフや関係者、そして大学全体のサポートによって築き上げられたものです。近年における関西学生リーグ優勝やインカレ準優勝といった成果は、クラブの新たな黄金期を予感させるものであり、今後の更なる活躍が期待されます。

主な成績

クラブがこれまでに収めた主な成績は以下の通りです。

全日本大学サッカー選手権大会（インカレ）
準優勝：1回 (2023年)
関西学生サッカーリーグ
優勝：1回 (2023年)
準優勝：4回 (1984年, 1987年, 1990年, 2021年)
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会
出場：6回 (1982年, 1987年, 1990年, 2014年, 2016年, 2024年)
京都FAカップ（天皇杯京都府予選）
優勝：3回 (2014年, 2016年, 2024年)
準優勝：2回 (2019年, 2022年)
京都学生サッカー選手権大会（京都FAカップ大学予選）
優勝：3回 (2013年, 2014年, 2024年)
準優勝：2回 (2015年, 2017年)

外部リンク

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京都産業大学体育会サッカー部 公式HP

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