仁川国際空港2ターミナル駅

仁川国際空港2ターミナル駅

仁川国際空港2ターミナル駅（インチョンこくさいくうこう2ターミナルえき）は、大韓民国の仁川広域市中区雲西洞に位置する空港鉄道（A'REX）の駅です。その駅番号はA11で、空港アクセスの重要な役割を果たしています。

駅の構造

この駅は地下にあり、単式ホーム1面1線と、島式ホーム2面4線を有しています。合計で3面5線を備えた構造で、空港鉄道の直通列車は単式ホームを、一般列車は中央の島式ホームを利用します。これらのホームにはフルスクリーンタイプのホームドアが設置されており、安全性が考慮されています。直通列車が到着する際は、一般列車用の3番線に入線します。特に北側の島式ホーム（4・5番線）は低床設計で、20両編成に対応可能であり、かつてはKTXの発着にも利用されていましたが、現在はそのサービスが中止されたため、通常は閉鎖されています。

乗り場と周辺環境

仁川国際空港2ターミナル駅の最寄りには、仁川国際空港第2旅客ターミナルがあり、空港内での移動や接続が非常に便利です。駅からは、空港内の各種施設やサービスへのアクセスも容易であり、旅行者にとっては欠かせないスポットとなっています。

駅の歴史

この駅の建設は2013年7月31日に始まり、当初は第2ターミナル駅（仮称）として延伸事業が計画されました。2017年6月19日には営業距離と駅名が正式に決まり、同年11月20日には試運転が開始されました。さらに、2017年12月18日には国土交通部が英語表記の変更を告示しました。

2018年に入ると、1月13日に駅の開業が正式に発表され、1月18日には第2旅客ターミナルビルも開業しました。同年月に、KTXの乗り入れも始まりましたが、2018年3月23日にその運行が休止され、9月1日には完全に廃止されました。

隣接する駅

仁川国際空港2ターミナル駅は、空港鉄道における重要な接続点であり、隣接する駅は仁川国際空港1ターミナル駅（A10）です。この2つの駅は、空港へのアクセスの利便性を高めています。

結論

仁川国際空港2ターミナル駅は、韓国の空港アクセスにおいて重要な役割を担っており、その利便性と安全性において旅行者にとって欠かせない存在です。空港内での移動や他の都市との接続において、利用価値が高い駅として広く認知されています。

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