仮面ライダー40周年記念 ライダー大集合!

仮面ライダー40周年記念 ライダー大集合!

2011年7月16日から18日まで、東京都豊島区の新文芸坐で「仮面ライダー40周年記念 ライダー大集合！」が開催されました。このイベントは、仮面ライダーシリーズの誕生から40年を祝うもので、昭和シリーズに参加した俳優や制作スタッフが集結し、さまざまなアクティビティが行われました。

イベント概要

この記念イベントは、特に昭和ライダー（初代からRXまで）に焦点を当てており、トークショーや劇場版の上映を中心に構成されました。また、参加した俳優たちには特製の盾が授与され、彼らの功績が称えられる場ともなりました。

「ライダー大集合プロジェクト実行委員会」が発足され、本イベントの企画が進められることになりました。この委員会には、元・東映生田スタジオ所長の内田有作氏が委員長、元・東映プロデューサーの阿部征司氏が副委員長として名を連ねており、仮面ライダーに情熱を持つ多くの関係者が参加しました。

参加したメンバー

イベントの進行を担ったのは鈴木美潮氏を総合司会とする豪華なスタッフ陣です。その中には、仮面ライダーSPIRITSの作者である村枝賢一氏や、デザイン協力を行った千葉光悦氏などが含まれており、各分野からのクリエイターの力が集結しました。

エピソードとサプライズ

開催前に、俳優の岡崎徹氏がトークショーに参加できなくなるという事態が発生しました。しかし、村枝賢一氏が岡崎氏を長崎県から説得し、結果として岡崎氏の出演が実現しました。このようなバックストーリーも、イベントパフォーマンスに厚みを与えました。

また、トークショーでは昭和ライダーの俳優たちが集まったことで、観衆とのインタラクションが生まれ、特に倉田てつを氏が「緊張して自分も観客として参加したい」と口にする場面もあり、会場は温かなムードに包まれました。

さらに、村上弘明氏はスケジュールの都合でビデオ出演を余儀なくされ、自らの変身ポーズを披露するサプライズもありました。このような瞬間が観客を大いに盛り上げ、40周年を祝うにふさわしい素晴らしい内容となりました。

記念撮影と打ち上げ

イベントの終了後には、打ち上げが都内のイタリアンレストランで行われ、参加したフアンやメンバーたちが共に楽しいひとときを過ごしました。このことは、その後の交流や友情を深めるきっかけともなりました。

その後の動き

なお、イベントから数年後、委員会のメンバーであった内田有作氏や荒木しげる氏、阿部征司氏、平山亨氏が相次いで旅立たれ、仮面ライダーの歴史を振り返る重要な時期が過ぎ去ったことを、ファンたちも忘れられないことでしょう。

参加した他の著名人たち

イベント本編には参加できなかったものの、観客や打ち上げに駆け付けた他の著名人たちも多く、仮面ライダーシリーズのみならず、東映の他作品に関与した面々も名を連ねており、それぞれの作品への思いを語る場面も見られました。

このイベントは、仮面ライダーシリーズが文化における重要な位置を占める一助となったことを体現するものであり、今後も多くの人がその影響を受け続けていくことでしょう。

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