企画演劇集団ボクラ団義

ボクラ団義について

ボクラ団義（きかくえんげきしゅうだんぼくらだんぎ）は、日本の劇団で、主宰者の久保田唱が作・演出を手掛けています。一般的に東京都を拠点に活動しており、2007年12月に初めての公演『re・call』を実施しました。この劇団はその後、多くの注目を集め、さまざまな演劇祭や賞を受賞してきました。

受賞歴と成果

特に、2011年に上演された『オーバースマイル』では第23回池袋演劇祭豊島新聞社賞を受賞し、その名を全国に広めました。また、2013年の『嘘ツキタチノ唄』もグリーンフェスタ2013 BOX in BOX THEATER賞を獲得し、演劇界での存在感を強化しました。2012年からは定期的に行われた公演を通じて、集まった観客数も年々増加し、2012年には『ハンズアップ』の千穐楽で1万人、2013年には『虹色の涙 鋼色の月』の千穐楽で2万人、さらに2015年には『忍ブ阿呆二 死ヌ阿呆』で3万人、2019年には『遠慮ガチナ殺人鬼』の結果として5万人を記録しました。

メディアでの活動

また、ボクラ団義は舞台活動だけでなく、メディアにも積極的に参加しました。2012年10月からはネットテレビ「ボクラ.TV」をスタートし、その後もさらなる番組を展開していきました。これに続き、ラジオ番組「ボクラジ！」も毎月放送し、ファンとの接点を広げました。特に、ボクラの番組は、視聴者が楽しめるように多様なコンテンツを提供しています。

新型コロナウイルスの影響

2020年には新作舞台『神ミタイナ時間』の上演が予定されていましたが、コロナウイルスの影響により映画化に方針を転換し、クラウドファンディングを通じて資金を調達しました。2021年には無事に劇場公開を果たし、再び観客の前に登場しました。

無期限活動休止と新たな挑戦

しかし、2021年の12月には、2022年の3月に行う予定の公演を最後に無期限の活動休止を発表しました。その後、2023年の1月31日に久保田唱が株式会社ボクラ団社を設立し、2023年4月には初のプロデュース公演『ボクノロワイヤル』の上演が発表されました。このように、ボクラ団義は新たな挑戦を進めながら、今後の活動に向けた準備を進めています。

現在の活動と今後の予定

ボクラ団義は、今後も様々な公演やプロジェクトを計画しており、一部は既に新しいフォーマットでの公演に繋げられています。2024年には新たな作品が予定されており、ファンの期待を集めています。

このように、ボクラ団義は常に新しい挑戦を続けており、演劇の可能性を広げていく団体として注目を集めています。日本の演劇界において、彼らの足跡はしっかりと刻まれているのです。

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