伊予三島運動公園

伊予三島運動公園の概要

伊予三島運動公園（いよみしまうんどうこうえん）は、愛媛県四国中央市に位置する都市公園であり、さまざまなスポーツやレクリエーション活動が享受できる施設が整っています。この公園は、伊予三島地区の北部にある埋め立て地に設立され、1976年から様々な施設が建設されてきました。公園は、地域住民の健康促進やコミュニティ活動の場として機能しており、多くの人々に親しまれています。

公園の設立は1972年に都市計画が決定され、その後1976年に都市計画を変更し建設工事が始まりました。1979年にはプールが完成し、1982年にはテニスコートと野球場がオープンしました。1983年にはスライダープール、1989年には市民体育館が完成しました。2004年には伊予三島市が周辺の市町村と合併し、四国中央市となると同時に、公園の管理も新たな市に移管されました。

主な施設

体育館

伊予三島運動公園には、地域のスポーツ活動を支えるための体育館があります。当初は伊予三島運動公園市民体育館という名称でありましたが、四国中央市に移管された際に伊予三島総合運動公園体育館に改名されました。この体育館には、メインアリーナ（観客席1,100席）、サブアリーナ（観客席80席）、さらには柔道場や剣道場を含む格技室、トレーニング室などが備わっています。ここでは過去に全国規模のイベントが数多く開催されており、特に愛媛国体においてはフェンシングや空手道の競技会場となりました。

その他のスポーツ施設

公園内には、野球場が設置されており、両翼92m、センター120mの広さを持ち、約7,000名が観覧できるようになっています。また、多目的グラウンドには陸上競技用の400mトラックが設置されています。屋内練習場やプールも完備されており、スライダー付きのプールや幼児用プール、流水プールなど多様なプール環境が整っています。相撲場やバラ園もあり、地域の人々が楽しむためのスペースが充実しています。さらに、児童広場や芝生広場もあり、家族で楽しむことができる場所となっています。

アクセス

伊予三島運動公園へのアクセスは便利で、四国旅客鉄道予讃線の伊予三島駅からは徒歩約25分の距離にあります。また、松山自動車道の三島川之江インターチェンジからは車で約15分で到着でき、公共交通機関や自動車で訪れる際も便利です。

伊予三島運動公園は、地域に密着したスポーツの場として、多くの人々に利用され続けています。その充実した施設は、健康交流やスポーツイベントなどに大いに役立っています。今後もこの公園が地域の発展とともに成長していくことを期待したいです。

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