伊根町立伊根中学校

伊根町立伊根中学校について

伊根町立伊根中学校は、京都府与謝郡伊根町に位置する公立中学校で、略称は「伊根中」と呼ばれています。地域に根ざした学校として、周囲の自然や文化を活かした教育を行っています。本校は1947年に伊根村立伊根中学校として創立され、1949年には近隣の中学校を統合し、「橋北中学校伊根校舎」に改称され、1955年に現在の「伊根町立伊根中学校」へと変更されました。

学校の沿革

この学校は数十年以上の歴史を持ち、多くの重要な出来事がありました。創立10周年記念式典が1957年に開催され、校歌が決定されました。その後、1965年には本庄分校が独立し、本庄中学校に改称されるという変化もありました。1966年には完全給食が実施され、1982年にはナイター施設が設置されました。近年では、2007年に「京の子ども、夢・未来校」として指定され、地域との連携を強めています。

2014年には生徒数の減少を受けて、伊根町立本庄中学校と統合されました。さらに、校区には旧伊根町立本庄小学校区が含まれるようになりました。

教育の方針

伊根中学校の教育目標は、知・徳・体のバランスの取れた発達を促進しながら、地域特性を活かした教育活動を進めることです。具体的には、自ら考え判断できる学力を育成し、他者を思いやる心、また心身ともに強い生徒を育てようとしています。

学校行事と特色

学校では多様な行事が行われており、特に1年生は魚料理体験を通じて地域の特産品に触れ、2年生は職場体験や定置網体験を行います。3年生は高校見学を経験し、進路に向けた意識を高めています。また、毎年9月に体育祭、10月には文化祭が開催されます。2年生は11月に修学旅行も実施され、主に東京へ行くことが多いです。

校舎と施設

校舎は本館と別館に分かれており、本館の1階には保健室や校長室、職員室などが配置されています。2階には特別支援教室や各学年の教室、3階には美術室や図書室が完備されています。別館には技術室や音楽室、体育館もあり、生徒が学びやすい環境が整っています。

生徒会活動

生徒会は活発に活動しており、年間に複数回の総会が開催されます。資源回収や各種行事の実施など、地域との連携を重視しています。また、スローガンが毎年設定され、仲間としての信頼関係や思いやりの心を育むことを目指しています。

まとめ

伊根町立伊根中学校は、地域の特性を活かした教育を大切にしながら、生徒一人一人の成長を支援しています。歴史ある学校として、これからも地域と共に発展し続けていくでしょう。

もう一度検索