伊舎堂博武

伊舎堂博武のプロフィール

伊舎堂 博武（いしゃどう ひろむ）は、1996年5月16日生まれ、沖縄県浦添市出身のプロハンドボール選手です。現在、彼は日本ハンドボールリーグのトヨタ車体に所属しています。スポーツ選手としてだけでなく、数多くのタイトルと栄誉に輝く彼の競技人生は、早くからその才能が認められていました。

経歴の始まりと成長

伊舎堂は、浦添市立仲西中学校に在学中の2011年に第20回JOCジュニアオリンピックカップで優勝し、優秀選手に選出されるという輝かしい実績を残します。この成功は、彼のハンドボールキャリアの出発点であり、以降の成長へとつながる重要な瞬間でした。中学校を卒業した後は、沖縄の名門・興南高等学校に進学し、さらなる飛躍を目指します。

高校時代には、2012年に日本代表U-16として選抜され、国際舞台でもその才能を発揮しました。2014年には第6回アジアユース選手権で日本代表U-19として活躍し、全国高等学校ハンドボール選抜大会でも優勝。さらに、インターハイでも優秀選手賞を受賞し、10月の国民体育大会でも優勝を果たし、「高校3冠」を達成しました。これらの成果は彼の名前を全国に広める大きな要因となりました。

大学時代のさらなる成果

高校卒業後、伊舎堂は早稲田大学に進学しました。大学でも彼の活躍は続き、2015年には第6回ユース世界選手権の日本代表U-19、さらに第3回U-22東アジア選手権の日本代表に選ばれます。2016年には第15回男子ジュニアアジア選手権の日本代表U-21として国際舞台で戦う機会を得ました。特に関東学生ハンドボール・春季リーグで優秀新人賞を受賞したことは、彼の成長を証明する重要な出来事でした。

2018年にはジャパンカップの関東学連エキシビションマッチで西軍メンバーに選ばれるなど、大学での経験を積みながら、春季リーグや全日本学生ハンドボール選手権大会（インカレ）でも優秀選手賞を受賞するなど、着実にその実力を証明していきました。このようにして、彼は大学時代の日々もまた、さらなる挑戦と成功の連続となりました。

プロキャリアのスタート

2019年、伊舎堂は日本ハンドボールリーグのトヨタ車体に加入しました。彼のプロキャリアは、この新たなステージでもさらなる挑戦が待ち受けていました。プロ初得点は2019年7月13日に行われた琉球コラソンとの試合で、フィールドゴールが決まった瞬間は彼にとって特別な思い出となっています。背番号は16を背負い、彼はチームの中で重要な役割を果たし続けています。

まとめ

伊舎堂博武は、自身のキャリアの中で数多くの栄光を手にしてきました。国内外での数々の代表経験や大学・高校時代の輝かしい成果は、彼の努力と才能の証です。これからの彼の成長と活躍に、ハンドボール界の期待が寄せられています。

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