伊藤正樹 (陸上選手)

伊藤正樹（いとう まさき）は、1989年5月19日生まれの日本の陸上競技選手で、長距離種目を専門としています。秋田県大館市出身で、秋田工業高校、国士舘大学を経て、現在はコニカミノルタに所属しています。

小学校4年生から陸上競技を始めた伊藤選手は、国士舘大学に進学後、1年目から箱根駅伝に出場を果たします。4区を走り区間5位という成績を収めました。2年目の箱根駅伝では、国士舘大学は予選落ちとなり本戦出場は叶いませんでしたが、伊藤選手は関東学連選抜の一員として2区に出走し、区間16位で襷をつなぎました。3年目も同様に国士舘大学は予選を通過できず、伊藤選手は前年と同じく学連選抜のメンバーに選ばれましたが、出走機会はありませんでした。

4年次には駅伝主将としてチームを牽引し、箱根駅伝予選会において3位（日本人2位）という好成績を収め、国士舘大学を3年ぶりに本戦へと導きました。2012年、第88回箱根駅伝本戦ではエース区間である2区を任され、区間12位で力走しました。

大学卒業後、コニカミノルタに入社。2013年元日の第57回ニューイヤー駅伝では5区を走り、社会人ルーキーながら区間賞を獲得するという快挙を成し遂げ、コニカミノルタの5年ぶり7度目の優勝に大きく貢献しました。同年開催された第47回青梅マラソン（30km）では、当時注目を集めていた柏原竜二選手（富士通）を抑え、1時間30分21秒という記録で、33年ぶりに大会記録を更新し、見事優勝を果たしました。

自己ベスト

5000m : 13分51秒30
10000m : 28分28秒64
ハーフマラソン : 1時間02分00秒
30km : 1時間30分21秒

外部リンク

* コニカミノルタ陸上競技部 メンバー紹介'>コニカミノルタ陸上競技部 メンバー紹介

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