「
伊集院光の放課後の王様」は、1995年7月から1996年3月まで
セント・ギガで放送されていた
ラジオ番組です。パーソナリティにはお馴染みの
伊集院光が、アシスタントには
笑組の内海ゆたお(現在のゆたか)が務めました。番組は月曜版として放送され、実は1995年4月からスタートした「放課後の王様」の
サテラビュー連動番組の一部として位置付けられています。
初期の数回は「
伊集院光の夏休みの王様」という形で、30分の音楽番組「AK LIVE ヒットギャング」を内包しており、18:00までの放送でした。収録は最初、渋谷区神宮前のスタジオで行われ、1996年3月からは台東区の
任天堂東京ビル内スタジオに移動しました。番組が終了した1996年4月以降は、「
伊集院光の怪電波発信基地」という後継番組が日曜1:00 - 2:00に放送されました。
番組の企画
この番組では多様な企画が展開されました。
噂のダンス工場 舞んどコントロール
このコーナーでは、曲に応じたオリジナルの振り付けを考え、完成した振り付けを元に
伊集院光とゆたおが踊ったオリジナルビデオが選ばれたリスナーにプレゼントされました。
ふきげんよう
サイコロを用いてテーマに沿ったトークを展開するコーナーで、テーマには「家族を売れ」や「初めて泥棒した話」など、少し楽しみにくい内容が選ばれていました。また、珍しいおやつも用意され、モップに牛乳をかけた「モップ牛乳」や、クラッカーに選ばれた不思議なトッピングが話題を呼びました。
みんなの思い出
不明な人物についての情報を募集し、その人物を想像してプロフィールを作成するコーナーです。
課長山田三郎45歳
お題に対して寄せられた面白い回答を紹介するコーナーで、割り振られたテーマがユニークでした。
ゆたおの部屋 からの発展
初期にはゆたおが
スーパーファミコンのソフトを紹介していましたが、後にクイズ形式に変更され、最終回を迎えました。
その他の企画
- - How toサテラビュー: 伊集院とゆたおがサテラビューについて学んでいくコーナー。投稿された内容が面白おかしくて、毎回笑いに繋がりました。
- - 馬場ボイス: ジャイアント馬場にまつわる面白い台詞を募集し、物真似で紹介。
- - サテライトライブラリー ときめき純愛ラブストーリー: サウンドノベル形式のストーリーを作成する企画がありました。
- - 青春いろはがるた: イラストに基づいて読み札を募集し、予想外の作品が多かったです。
このように「放課後の王様」は独自の魅力を持ち、多くのリスナーに愛された番組でした。番組の企画や放送スタイルは、今でも多くのファンの記憶に残っています。