会津若松警察署

会津若松警察署

福島県警察の管轄下にある会津若松警察署（あいづわかまつけいさつしょ）は、福島県会津若松市山見町248に所在し、会津若松市全域と大沼郡会津美里町を管轄しています。この地域における治安維持、犯罪捜査、交通安全対策、そして地域住民へのサービス提供など、多岐にわたる警察業務を担当しています。

沿革

当警察署の歴史は古く、1872年に「若松警察署」として馬場一之竪町に開設されたことに始まります。その後、庁舎は時代とともに移転・改築が行われました。1910年に新庁舎が落成し、1944年には若松市立会津図書館の敷地に移転。現在の山見町の庁舎へ新築移転したのは1974年です。施設の近代化も進み、1999年度に分庁舎、2007年度に本庁舎の改修が行われました。組織面では、2010年4月1日に会津美里警察署が当署の「会津美里分庁舎」として再編され、管轄体制が強化されました。

組織体制

会津若松警察署は、署長（警視）を筆頭に、組織運営を担う警務課・会計課、犯罪捜査を行う刑事官（刑事1課・刑事2課）、生活安全課、地域住民との連携を深める地域課、交通安全に関わる交通1課・交通2課、そして警備課など、様々な専門部署で構成されています。これらの部署が連携し、管轄区域の安全・安心な生活環境を支えています。

地域拠点

管轄区域の広さを考慮し、地域に密着した警察活動を展開するため、会津美里分庁舎のほか、複数の交番および駐在所が設置されています。これらの地域拠点は、住民からの各種届出や相談への対応、パトロール活動、地域安全に関する啓発活動などを通じて、地域の治安維持に貢献しています。

主な地域拠点警察施設は以下の通りです。

分庁舎
会津美里分庁舎：大沼郡会津美里町字鹿島3057-1

交番
一箕交番：会津若松市一箕町大字八幡字北滝沢237-3
駅前交番：会津若松市駅前1-2
栄町交番：会津若松市栄町5-21
城前交番：会津若松市追手町5-41
城西交番：会津若松市材木町1丁目8-25
七日町交番：会津若松市西七日町5-3

駐在所
大戸駐在所：会津若松市大戸町上三寄香塩480-3
河東駐在所：会津若松市河東町郡山休ミ石10-3
北会津駐在所：会津若松市北会津町下荒井1
八田駐在所：会津若松市河東町八田字八田野179
湊駐在所：会津若松市湊町共和家ノ下2-1
門田駐在所：会津若松市門田町堤沢北村203-6
会津本郷駐在所（会津美里分庁舎管内）：大沼郡会津美里町字北川原34-1
尾岐駐在所（会津美里分庁舎管内）：大沼郡会津美里町吉田字村中乙214-1
* 新鶴駐在所（会津美里分庁舎管内）：大沼郡会津美里町鶴野辺字八幡乙956-1

これらの地域拠点が協力し、会津若松警察署は管轄区域の安全維持と住民サービスの向上に努めています。

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