住人十色

番組「住人十色」について

「住人十色」は、2008年4月5日から毎日放送（MBSテレビ）で放送されている生活情報番組で、家族の多様性とその家に込められた思いを伝えています。番組の特長は、全国各地のユニークな家を訪れ、その家に住む人々のライフスタイルやこだわりを掘り下げることにあります。放送当初は関西地域限定でしたが、現在ではTBS系列局でも視聴できるようになり、韓国や台湾、香港でも放送されています。

番組の構成

番組は「訪問者」と呼ばれるリポーターが、視聴者からの情報をもとに、一軒ずつ住宅を訪れるスタイルで進行します。訪れた先では、その家の主がどのように家を造り、住んでいるのかを紹介します。家の種類は多岐にわたり、建築家が手がけたオーダーメイドの住宅から、リフォームした古民家、さらには狭小住宅や民間のワークスペースなども取り上げます。

リポートパートとスタジオパートが交互に組み合わさり、毎回家の紹介と共に、その家に関するデータ（延床面積や建築工法、竣工年など）がスタジオでナビゲーターから告げられます。また、クイズ形式でその家にまつわる特徴や悩みも紹介され、視聴者にとって興味深い情報を提供しています。

出演者について

番組のスタジオパートは、松尾貴史とユンソナのコンビが長年務めてきましたが、ユンソナは出産や育児を理由に何度か番組をお休みしました。2012年、ユンソナの後を引き継いで三船美佳がメインMCに就任し、以来現在まで番組を支えています。2024年からは、新たに駿河太郎が男性MCを担当することになりました。また、ナビゲーターとしては高井美紀が長年務めましたが、2023年に急逝し、その後は海渡未来が新たにナビゲーターとして参加しています。

15周年と今後の展望

2023年には、放送開始から15周年を迎え、様々な家を通じて家族の多様性や文化を発信してきました。その一方で番組の初期から関わってきた松尾貴史が2024年に勇退し、駿河太郎が新たなMCとなることが発表されました。このように時代の流れと共に出演者が変わっても、番組の核となる家のストーリーは引き続き視聴者に感動を与えていくことでしょう。

最後に

「住人十色」は、単なる家の紹介番組にとどまらず、視聴者の心に寄り添うような内容で、家と家族のストーリーをこれからも紡いでいきます。そこで新しい価値観やライフスタイルが見つかるかもしれません。これからも多くの人々に愛され続ける番組であることが期待されています。

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