住岡梨奈

住岡 梨奈 (すみおか りな)

住岡梨奈は1990年2月15日生まれの日本の女性シンガーソングライターで、北海道の登別市にルーツを持っています。彼女は現在、ソニー・ミュージックアーティスツに所属し、徳間ジャパンコミュニケーションズと共に音楽活動を展開しています。

来歴

住岡は小学校1年生まで登別市で過ごした後、札幌市に転居しました。高校在学中、後輩のバンドに誘われボーカルとして活動を開始。これを機に作詞作曲にも挑戦し始め、父のアコースティックギターを借りて独学で曲作りを楽しむようになります。高校卒業後は音楽活動が充実した酪農学園大学に進学し、音楽研究会に参加し、自身の音楽スキルを磨く機会を得ました。サークルでは、先輩たちと共にバンドを結成し、様々なアーティストの曲をカバーしながらライブを重ね、自分の曲を演奏することへの恥じらいを克服していきました。

大学2年生の頃、先輩からのアドバイスで、ライブハウスで自作曲を披露することを決意。これが彼女の音楽活動の新たな始まりとなり、多くのライブを重ねていく中で、彼女の存在は徐々に認知されるようになりました。2009年、彼女のライブを観ていたソニーミュージックのスタッフから注目され、2011年には同社との契約が決まります。初となる弾き語りツアーを開催し、シングル「ナガレボシ」をリリースするなど、精力的に活動を展開しました。

メジャーデビューと主要活動

住岡は2012年3月に酪農学園大学を卒業し、その後東京に上京。6月20日にはシングル「feel you」でメジャーデビューを果たしました。秋には堂島孝平の全国ツアーにゲストとして参加し、彼女の知名度はさらにアップ。同年1月には新人アーティストとして「iTunes Japan Sound of 2013」に選ばれるなど、その才能が高く評価されました。

2014年には自身初のワンマンツアー「住岡梨奈 first tour 2014“ツムギウタウ”」を開催し、愛知、大阪、東京、北海道での4公演を成功させます。また、同年5月には映画『一分間だけ』において主題歌を担当し、台湾で初めての海外ライブも実現しました。

音楽スタイル

住岡梨奈の音楽スタイルは主にアコースティック・ギターを用いた弾き語りです。彼女の歌声は甘さと清涼感を併せ持ち、聴く人に心地よい印象を与えます。メロディを作る際には、無理に音を上下させたり、ひねった歌い方をすることもしばしば。これは、聴く人の興味を引くための彼女なりの工夫です。音楽的なルーツには真心ブラザーズがあると語っており、同じレーベルでの活動を心から楽しんでいます。

出演活動

住岡は音楽活動の傍ら、テレビ番組「テラスハウス」にレギュラー出演し、多くのファンを獲得しました。また、様々なテレビ音楽番組や映画にも出演し、幅広いジャンルで存在感を発揮しています。ラジオ番組のパーソナリティを務めるなど、マルチに活躍するアーティストとしても知られています。

住岡梨奈は、今後も新たな音楽を届けることが期待されるアーティストです。彼女の音楽の旅はまだ始まったばかりであり、さらなる活躍に大いに注目が集まっています。

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