佐々木久美 (ミュージシャン)

佐々木久美について

佐々木久美（ささき くみ）は、神奈川県出身の日本の女性シンガーソングライターでありスタジオ・ミュージシャンです。3月13日に生まれた彼女は、数十年にわたって音楽界で幅広く活躍をしており、既婚者です。

経歴と活動

1980年代から彼女は、様々なアーティストのバックコーラスやキーボード演奏に参加し、音楽キャリアを築いてきました。上田正樹バンドや山下達郎、UA、MISIAなど、多数の著名なアーティストの活動に深く関与しています。また、SMAPやEXILEなどの有名グループにも参加し、幅広いジャンルでの音楽活動を展開してきました。

更に、2000年には特撮番組『未来戦隊タイムレンジャー』の主題歌と挿入歌でボーカルを担当。また、『スーパー戦隊“魂”2004』のライブイベントでは主題歌を披露しました。これに続き、2015年と2016年にも同様のイベントに参加し、その存在感を示しています。

彼女の音楽キャリアは、ただライブパフォーマンスにとどまらず、多岐にわたります。2005年には、日本人バンドとして初めてパリ・コレクションでのショーにてライブ演奏を行い、新たな地平を切り拓きました。これらの活動を通じて、佐々木久美は日本の音楽シーンにおいて重要な位置を占めています。

現在の彼女は、ボイストレーニングやボーカルディレクターとしての役割を持ちつつ、洗足学園音楽大学やミューズ・モード音楽院で講師を務めています。この役割を通じて、次世代のアーティストを育成するために尽力しています。

彼女の娘である佐々木詩織もスタジオ・ミュージシャンとして活動しており、母娘で音楽業界に貢献しています。

ディスコグラフィー

佐々木久美の作品は多岐にわたり、複数のジャンルにおいて彼女の才能が光ります。1977年にはインストゥルメンタルアルバム『ソウル・サウンド・オン・ビクトロン (ふるさとの旅)』を発表。彼女が歌った楽曲も数多く、1997年にはアニメ『マッハGoGoGo』の挿入歌『Xレーサー』、2000年には『未来戦隊タイムレンジャー』の主題歌をリリースしました。

また、彼女はコーラスユニット「Sphere」の一員としても活動し、様々なアーティストの作品に参加しています。コーラスとしての参加経験も豊富で、例えばMISIAやポルノグラフィティ、山下達郎など、名だたるアーティストの楽曲に彼女の声が収められています。

さらに、彼女は数々のCMソングや番組音楽、さらには子ども向け番組の楽曲にも携わり、音楽の幅広さを示しています。加えて、音楽ライブやコンサートにも出演し、観客に実力を披露する機会を持つなど、音楽活動に多彩な顔を持つアーティストです。

彼女の音楽キャリアは今後も進化し続け、多くのファンから支持されていくことでしょう。

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