佐々木実 (ロボット工学者)

佐々木 実のプロフィール

佐々木 実（ささき みのる）は、1956年9月13日生まれのロボット工学者です。彼は特にレスキューロボットに特化した研究を行い、その分野に多大な貢献をしています。長年にわたる教育と研究のキャリアを持つ彼は、さまざまな高等教育機関で教鞭を執り、また数多くの研究員として海外での活動も行ってきました。

学歴

佐々木の学問の旅は1975年に始まりました。彼は宮城県仙台第二高等学校を卒業後、1976年に山形大学工学部機械工学科に進学しました。1980年に同大学を卒業後、東北大学大学院工学研究科機械工学専攻の博士前期課程に入学し、1982年にはその課程を修了。続いて1982年に博士後期課程に進み、1985年に修了して工学博士の学位を取得しました。

その後、彼はアメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校で文部省在外研究員として2回の研究活動を行いました。さらに、2009年にはタイ・キングモンクット工科大学トンブリ校のField Robotics Instituteで客員教授としての貴重な経験も積んでいます。

職歴

佐々木は1985年から教育の道に入り、東北大学工学部で助手としてスタートを切りました。その後、宮城工業高等専門学校に転職し、講師、助教授を経て教授としてキャリアを築いていきました。1993年には岐阜大学工学部機械工学科に移り、助教授として貢献し、2003年からは人間情報システム工学科の教授として指導を行っています。

また、岐阜大学内では教学担当理事補佐やキャリアセンター長、さらには地域協学センターの副センター長を務め、多方面で教育の質を向上させるために尽力しています。2014年から2016年にかけては学長補佐も務めました。

研究業績

佐々木の研究成果には多くの学術論文が含まれており、中でも彼の博士論文『圧縮力を受ける弾性支持はりおよび円板の動安定性に関する研究』は重要な業績の一つです。また、2001年7月には『メカトロ油圧技術』という著書において、第3章のファジィ制御に関する部分を執筆しました。この著書は日本機械学会によって発行されています。

結論

佐々木実は、ロボット工学において優れた業績を持つ学者であり、教育や研究を通じて社会に貢献し続けています。彼の研究は今後の技術革新に大きな影響を与えるでしょう。

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