佐久本和夢

佐久本 和夢（さくもと かずむ）のプロフィール

佐久本和夢さんは、日本の体操インストラクターであり、2023年4月3日からNHKの子供向け番組『おかあさんといっしょ』において第13代目のたいそうのおにいさんとして活躍しています。彼は2001年5月27日に生まれ、青森県で育ちました。愛称は「かずむおにいさん」や「わむ」で、子供たちとの親しみやすい存在です。

略歴

佐久本さんは千葉県出身で、身長163cm、血液型はA型です。幼い頃から兄の影響を受けて、3歳のときに新体操を始めました。特に、彼は幼少期から『たいそうのおにいさん』という職業に憧れており、これまでに番組に出演していた佐藤弘道（10代目）や小林よしひさ（11代目）を見て育つ中で、それが夢の一部となりました。

中学校を卒業後、青森山田高校に進学。高校では男子新体操部に参加し、さらなる技術の向上に努めました。高校卒業後は青森大学に入学し、男子新体操の普及活動に取り組みます。彼は大学の部活動に所属せず、独自にクラブチームを立ち上げ、子どもたちへの指導を行うとともに、チームの運営に必要な経営知識を学びました。これにより、競技だけでなくコミュニティに貢献する姿勢を持ち続けています。

大学在学中の2022年からは、青森市の広報番組『Aomo LIVE』にパーソナリティとして出演し、地域のイベントにも積極的に参加しました。この経験は、彼の知名度を高め、体操の楽しさを広める機会にもなりました。

おかあさんといっしょ

2023年4月3日、佐久本さんは『おかあさんといっしょ』のたいそうのおにいさんとして新たに就任しました。彼の就任は、2000年代以降生まれた人の中では初めてであり、特に21世紀生まれの人材がこの役割を担うのは番組の歴史において特筆すべきことです。

佐久本さんは、前任の福尾誠さんと共に、初代たいそうのおねえさんである秋元杏月さんと並んで体操『からだ☆ダンダン』を担当しています。また、彼の共演者には第12代目のうたのおにいさんとして活躍する花田ゆういちろうさんや、第22代目のうたのおねえさんとして参加するながたまやさんがいます。

彼は任期中、体操コーナーでの楽曲変更がない点も注目されており、過去の第9代目たいそうのおにいさんから第10代目たいそうのおにいさんへの交代以来、30年ぶりの実例として話題となっています。

活動の意義

佐久本和夢さんは、体操を通じて子供たちと向き合い、楽しく運動するきっかけを提供しています。番組での体操は、体力の向上だけでなく、リズム感や協調性を育む重要な活動であり、彼の働きかけは多くの家庭に笑顔をもたらしています。これからの活躍が期待される若きインストラクターです。

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