佐原2丁目公園

佐原2丁目公園（さはら2ちょうめ こうえん）

神奈川県横須賀市にある佐原2丁目公園は、地域住民のための大切な都市公園であり、特にスポーツ活動が盛んな場所として知られています。この公園は、横須賀市が所有しており、一般財団法人シティサポートよこすかがその管理を担っています。

概要

この公園の開発は2003年に始まりました。横須賀サッカー協会がサッカー場の建設を要望したことがきっかけで、2005年から具体的な計画が始まりました。土地の約3分の1は横須賀市のものでしたが、残りの約3分の2は日産自動車の旧久里浜工場の敷地であり、日産からの寄付により公園用地として取り入れられました。

総工費は約8億8,000万円で、建設工事は2011年12月に始まり、2013年2月には完成しました。公園内で最大の面積を有するのが「人工芝サッカー場」で、ここは横須賀市が運営する唯一のサッカー場です。人工芝サッカー場は「横須賀リーフスタジアム」と名付けられており、これは日産の電気自動車「LEAF」にちなんだものです。

このスタジアムは、横須賀市をホームタウンとするJリーグの横浜F・マリノスによるサッカー教室や、ユースの試合でも利用され、さらに関東大学サッカーリーグ戦や神奈川県社会人サッカーリーグなどのアマチュアリーグでも活躍しています。

また、2019年4月には硬式野球場もオープンしました。この野球場は、近隣の追浜公園内にあった野球場の代替施設として設けられ、市民の利用が第一の目的です。横浜DeNAベイスターズの二軍試合の開催地としても利用されることがあります。

施設

1. 人工芝サッカー場
- 愛称: 横須賀リーフスタジアム
- 施設のサイズ: 105m x 68mの人工芝フィールド
- ナイター照明完備
- スタンドは248人収容（車椅子席4箇所）

2. 硬式野球場
- 2019年4月に供用開始
- グラウンドサイズ: 左翼85m、中堅110m、右翼87m
- 内野はアンツーカー及び人工芝、外野は人工芝
- ナイター照明は完備されていますが、応援席や観覧席はありません
- 使用目的: 硬式野球、準硬式野球、軟式野球

3. その他の施設
- 遊具広場
- 芝生広場
- スポーツ広場
- 駐車場: 普通車67台（機械式有料）、大型車5台（機械式有料）、臨時駐車場38台

アクセスと周辺施設

公園へのアクセスは便利で、京急久里浜線の北久里浜駅から徒歩約15分、バスでのアクセスも可能です。周辺には湘南学院高等学校や多数の店舗、例えばセブンイレブンやマクドナルド、くるまやラーメンなどが立ち並んでいます。このように、佐原2丁目公園は地域に密着した施設として、多くの人々に利用され続けています。

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