佐藤惇(さとう じゅん)は、
1991年9月26日生まれの日本のトレーサー、
パルクール指導員、日本
パルクール協会会長、そして
パルクール専門会社SENDAI X TRAINの共同代表です。TBSの人気番組『
SASUKE』の有力選手としても知られ、その実力から「
森本世代」の一人と称されています。
幼少期から活発で、木登りが好きだった佐藤は、中学生の時に
パルクールの練習会に参加し、その魅力に惹き込まれます。当時、学校生活に息苦しさを感じていた佐藤にとって、
パルクールは自由に体を動かすことのできる唯一の場所でした。中高一貫の私立校での生活は、課題に追われる日々で体調を崩し、不登校になることもありました。そんな中、テレビで見た
パルクールのドキュメンタリーに感銘を受け、本格的に
パルクールを始めます。
高校卒業後、
カメラの専門学校に進学しますが、
パルクールの道を志すため中退。
イギリスで
パルクールの国際指導資格を取得し、日本人初の国際指導員となりました。その後、
パルクールの本質を学ぶため、
フランスで『ヤマカシ』のメンバーと練習を重ねました。現在は、自らが共同代表を務めるSENDAI X TRAINでヘッドコーチとして活動し、
パルクールの普及と指導に尽力しています。
2008年の『新
SASUKE』で初出場を果たして以来、数々の記録を打ち立ててきました。特に、連続1stステージクリアの記録は12回に及び、その安定した実力を見せつけています。また、3rdステージへの進出も多く、そのパフォーマンスは観客を魅了し続けています。近年では、ほぼ全ての大会で最速タイムを叩き出すなど、スピードと正確さを兼ね備えた選手として知られています。
佐藤惇の人物像
佐藤は、
パルクールの技術だけでなく、その精神性も重視しています。ルールがないからこそ、周囲への配慮やモラルが大切だと考えています。また、
SASUKEの放送では、「自分の周囲の状況を把握して、無理のない範囲で動くことを信条としています」と語っており、その冷静な判断力も彼の強さの秘訣です。座右の銘は「あるものは使え、無いものは作れ」で、困難な状況でも常に解決策を見出す姿勢を持っています。
初出場から第25回大会
- - 第21回大会: 大予選会を5位で通過し初出場。1stステージでリタイア。
- - 第23回大会: 予選1位通過。1stステージクリアするも、2ndステージでリタイア。
- - 第24回大会: 1stステージで肩を脱臼するもクリア。2ndステージでリタイア。
- - 第25回大会: リニューアル後初の1stステージクリア者となる。2ndステージでリタイア。
第32回大会から第38回大会
- - 第32回大会: 6年ぶりの出場。1st、2ndステージをクリア。3rdステージでリタイア。
- - 第33回大会: 1stステージ最速タイムでクリア。3rdステージでリタイア。
- - 第34回大会: 1st、2ndステージを最速タイムでクリア。3rdステージでリタイア。
- - 第35回大会: 1stステージ最速タイムでクリア。3rdステージでリタイア。
- - 第36回大会: 1stステージ最速タイムでクリア。3rdステージでリタイア。
- - 第37回大会: 1stステージ最速タイムでクリア。3rdステージでリタイア。9回連続1stステージクリアの歴代最多記録達成。
- - 第38回大会: 1stステージ最速タイムでクリア。3rdステージでリタイア。
第39回大会以降
- - 第39回大会: アキレス腱断裂により欠場。
- - 第40回大会: 1stステージクリア。3rdステージでリタイア。11回連続1stステージクリアの歴代最多記録を更新。
- - 第41回大会: 1stステージ、2ndステージをクリア。3rdステージでリタイア。
- - 第42回大会: 1stステージクリア。2ndステージでリタイア。連続3rdステージ進出記録は9でストップ。
大会別成績
(表形式で詳細な戦績を記載)
通算成績
(通算の成績を記載)
その他
佐藤惇は、
SASUKE以外にも、24時間テレビや
嵐にしやがれなど、様々なメディアに出演しています。また、
乃木坂46の番組で
パルクールの指導を行うなど、幅広く活躍しています。
まとめ
佐藤惇は、
パルクールと
SASUKEの両方でその才能を発揮し、多くの人々に勇気と感動を与えています。彼の挑戦はこれからも続き、さらなる活躍が期待されます。
メディア出演
-
SASUKE(TBS)
- 24時間テレビ(日本テレビ)
-
嵐にしやがれ(日本テレビ)
-
めざましテレビ(フジテレビ)
- NOGIZAKA46 10th Anniversary
乃木坂46時間TV(
2022年2月22日)
外部リンク