佐賀市立城東中学校

佐賀市立城東中学校について

佐賀市立城東中学校は、佐賀県佐賀市巨勢町大字牛島に位置する公立の中学校です。この学校は、主に佐賀市立循誘小学校、巨勢小学校、兵庫小学校のそれぞれの校区からの生徒が通うために設立されました。

概要と歴史

城東中学校は、1957年に開校し、2022年には創立65周年を迎えました。この校名は、佐賀城跡の東側にあることから由来しています。学校のシンボルである校章は、「城東」という文字を横書きで、さらに「中學」を縦書きに組み合わせたデザインで、伝統と学びを象徴しています。校歌は1962年に制定され、作詞は太田耕人、作曲は豊増昇によって作られました。この歌は3番まであり、各番では学校名が繰り返し歌われています。

交通アクセス

最寄りの鉄道駅はJR九州の長崎本線「佐賀駅」で、アクセスも良好です。また、佐賀県道51号佐賀脊振線沿いの「城東中学校前」交差点が最寄りの幹線道路となっています。

沿革

前史

1947年に行われた学制改革により、佐賀市で新たな中学校が設立されました。これには、巨勢村立巨勢中学校と兵庫村立兵庫中学校が含まれ、その後、1954年に佐賀市に編入されて名称が変更されました。それぞれ「佐賀市立巨勢中学校」と「佐賀市立兵庫中学校」となります。

統合と新校設立

1957年4月1日には、旧校の巨勢と兵庫の2校が統合され、新たに「佐賀市立城東中学校」が設立されました。この時、循誘小学校区も統合に加わり、城東中学校はその後の地域の教育の中心となりました。初代の校長には土井傅が任命され、校章の制定、学校行事の実施、保護者と生徒の組織づくりが進められました。

その後の年月の中で、学校は数々の建築や改修を行い、1960年には体育館が完成し、新校舎が1961年に完成、1965年にはプールも設置されました。

1977年には地域の主要な構造物である三和橋が完成、1986年から1988年にかけて学校の改築が行われ、1998年には新プールが完成しました。また、2007年には創立50周年にあたる記念式典が挙行され、学校の歴史を祝い、新たなスタートを切りました。

周辺環境

学校は地域の重要な施設に近接しており、錦華保育園やヤマト運輸佐賀中央営業所などが周辺にあります。こうした環境は、生徒たちが地域とのつながりを強めるために大いに役立っています。

まとめ

佐賀市立城東中学校は、地域に根ざした教育を実践し、歴史と共に成長してきた学校です。生徒たちは、充実した教育環境の中で成長し続け、地域社会に貢献する人材として育成されています。

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