佐賀県立武雄青陵中学校・武雄高等学校

佐賀県立武雄青陵中学校・武雄高等学校の概要

佐賀県武雄市に位置する佐賀県立武雄青陵中学校・武雄高等学校は、併設型中高一貫校として地元で教育に励んでいます。この学校は、佐賀県立武雄高等学校と佐賀県立武雄青陵高等学校が2007年に統合され、新たに創立されました。これにより、従来の教育の良さを継承しながら、新しい価値観に基づいた教育が提供されています。

歴史

この校の起源は、1908年に設立された武雄高等女学校に遡ります。その後、いくつかの名称変更を経て、1948年に武雄高等女学校と武雄中学校が統合され、佐賀県立武雄高等学校が誕生しました。さらには、2007年に武雄青陵高等学校との統合を果たし、武雄青陵中学校・武雄高等学校となり、併設型の中高一貫教育を始めました。

教育方針

校訓は「質実剛健にして、報恩感謝の誠を尽くし、高志博学に励む」であり、地域と国際社会に貢献できる人材の育成を目指しています。また、校章は御船山をモチーフとしており、それを通じて伝えたいメッセージを表現しています。

校舎の所在地

この学校の高等学校は、武雄町の武雄5540-2にあり、中学校は永島13323-2に位置しています。両校ともにアクセスしやすい場所にあるため、生徒にとって通学の便が良いのが特徴です。

制服と校歌

中学校の制服は男子が水色のシャツ、女子が水色のブラウスを着用するのに対し、高等学校では男子が白色のシャツ、女子も白色のブラウスを採用しています。校歌は、それぞれの学校が持つ伝統を大切にしており、高校の校歌は岩崎卯一の作詞、阿保寛の作曲によるもので、2番までの歌詞があります。中学校は、旧武雄青陵の校歌を継承しています。

学校行事と部活動

学校行事としては体育大会などがあり、生徒たちの団結を深める機会が提供されています。また、運動部や文化部など、さまざまな部活動が活発に行われており、個々の興味や特技を伸ばす場として機能しています。運動部には野球部やサッカー部、文化部には吹奏楽部や美術部など多彩な選択肢があります。

アクセス

この学校へは、JR九州の武雄温泉駅から徒歩25分ほどでアクセスできます。また、周辺にはバス停も複数あり、便利な交通手段が整っています。

出身者

武雄青陵中学校・武雄高等学校の卒業生には、政治家やスポーツ選手、タレントなど多様な分野で活躍している人物がいます。これらの卒業生は、校訓に基づいた学びを通じて培った能力をもって社会に貢献しています。

このように、佐賀県立武雄青陵中学校・武雄高等学校は、地域に根ざした教育を行い、次世代を担う人材の育成に注力しています。今後も地域社会との連携を深め、さらなる発展が期待されています。

もう一度検索