信州中野銅石版画ミュージアム

信州中野銅石版画ミュージアムは、長野県中野市に位置する、歴史と芸術が融合した博物館です。正式名称を「一本木公園中野小学校旧校舎・信州中野銅石版画ミュージアム」といい、中野市一本木公園施設条例に基づいて運営されています。1997年（平成9年）に開館し、現在は一般社団法人一本木公園バラの会が指定管理者として管理・運営を担っています。

概要

このミュージアムの主な展示は、赤川勲氏から寄贈された著名な画家の銅石版画コレクションと、中野市ゆかりの彫刻家である菊池一雄氏の作品です。これらの作品は、訪れる人々に美術の奥深さと感動を与えます。また、ミュージアムの建物自体も大きな見どころです。1896年（明治29年）に中野尋常小学校西校舎として建てられた木造洋館を、1984年（昭和59年）に一本木公園内に移築・復元しました。この建物は、1985年（昭和60年）に市の有形文化財にも指定されており、歴史的価値も高い建造物です。そのため、博物館としてだけでなく、歴史的な建築物としても楽しむことができます。このミュージアムは、単なる博物館ではなく、文化と歴史が息づく空間と言えるでしょう。

利用情報

開館時間

3月から11月: 午前9時から午後5時
12月から2月: 午前9時30分から午後4時

休館日

12月29日から1月3日

入館料

常設展観覧料は無料です。

交通アクセス

上信越自動車道信州中野ICより車で約15分。
長野電鉄中野松川駅より徒歩約5分。

駐車場

普通車: 50台
大型車: 3台

周辺情報

ミュージアム周辺には、歴史や文化に触れることができる観光スポットが点在しています。

南照寺: 歴史ある寺院で、静寂な雰囲気を楽しむことができます。
中野陣屋・県庁記念館: 中野の歴史と文化を深く知ることができる施設です。
日本土人形資料館: 日本各地の土人形を展示しており、その多様な姿に触れることができます。
晋平の里間山温泉公園「ぽんぽこの湯」: 温泉でリフレッシュできる場所です。
中山晋平記念館: 童謡作曲家、中山晋平の生涯と業績を学ぶことができます。
北信濃ふるさとの森文化公園: 自然豊かな公園で、散策やピクニックを楽しむことができます。

外部リンク

* 中野小学校旧校舎・信州中野銅石版画ミュージアム

これらの施設と合わせて、信州中野銅石版画ミュージアムを訪れることで、中野市の魅力をより深く体験することができるでしょう。美術に興味がある方はもちろんのこと、歴史や文化に触れたい方にもおすすめのスポットです。

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