この一覧は、平安時代に編纂された『
延喜式』の「神名帳」に記載されている
信濃国(現在の
長野県)の神社、いわゆる「式内社」をまとめたものです。さらに、『
延喜式』編纂時には存在していたものの、神名帳には記載されなかった「式外社」についても情報を付記しています。
式内社について
『
延喜式神名帳』には、
信濃国において以下の神社が記録されています。
大社: 7座5社(全て
名神大社)
小社: 41座41社
合計で48座46社が式内社として記載されています。これらの神社は、当時の朝廷から重要な神社として認識されていたことを示しています。
式外社について
「式外社」とは、『
延喜式神名帳』が編纂された当時には存在していたものの、何らかの理由で神名帳に記載されなかった神社のことです。これらの神社も、地域の信仰において重要な役割を果たしていたと考えられています。式外社の詳細については、今後の調査や研究により、その実態が明らかになることが期待されます。
参考文献
皇典講究所・全国神職会校訂『
延喜式 上巻』(大岡山書店、昭和4年) - 国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能
『
延喜式 第2』(日本古典全集刊行会、昭和4年) - 国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能
外部リンク
*
信濃国 式内社48座 - 國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」
この一覧を通じて、
信濃国の古代における神社信仰の一端を理解することができます。各神社の詳細については、参考文献や外部リンクを参照してください。