「
俺たちの旅」は、
1975年10月10日に
日本コロムビアから発売された
中村雅俊の4枚目の
シングルです。同曲は、
1975年10月から
1976年10月にかけて日本テレビ系で放送されたドラマ『
俺たちの旅』の
主題歌および挿入歌として使用され、幅広い世代に親しまれました。
オリコンチャートでは、45週にわたりチャートインし、週間最高2位を記録。累計売上は87万枚に達する大ヒットとなりました。
中村雅俊の代表曲の一つとして知られています。
収録曲は2曲で、両曲とも
小椋佳が作詞・作曲を手掛け、編曲は
チト河内が担当しています。演奏は
チト河内がリーダーを務めるトランザムが担当していますが、
レコード会社との契約上の理由により、クレジットされていません。
A面: 俺たちの旅(4分07秒)
B面: ただお前がいい(3分27秒)
両曲ともトランザムによるインストゥルメンタル版が存在します。また、
小椋佳自身によるセルフカバーも発表されており、「
俺たちの旅」の編曲は
小野崎孝輔、「ただお前がいい」の編曲は
安田裕美が担当しています。
「
俺たちの旅」のヒットにより、
中村雅俊は
日本コロムビアからヨーロッパ旅行をプレゼントされました。その際、彼は「スプリンター」というグループの楽曲の作詞を手がけた縁で、同グループが所属していた会社の社長、
ジョージ・ハリスンと彼の自宅で会う機会を得ました。
この楽曲は、1970年代の青春ドラマを象徴する曲として、今もなお多くの人々に愛されています。