備一真

備一真：Vリーグを舞台に活躍するレシーブの名手

1998年1月6日生まれの備一真選手は、日本の男子バレーボール界を代表するレシーバーとして知られています。鹿児島県鹿児島市出身で、姉の影響を受け、小学2年生からバレーボールを始めました。中学校時代は県大会出場を逃しましたが、高校、大学とバレーボールを続け、着実に実力を伸ばしていきました。

高校時代：リベロへの道

鹿児島商業高等学校では、河東祐大選手に誘われてバレーボール部に入部。高校3年間、リベロとしてコートに立つ機会は少なかったものの、春高バレーではリリーフサーバーとしてチームに貢献しました。この経験が、後の彼の活躍の礎となりました。高校時代は、将来のプロとしての道を明確に意識し、日々の練習に励んだと語っています。

大学時代：主力選手として活躍

大同大学に進学すると、1年生から主力選手として活躍。持ち前の安定したレシーブと献身的なプレーでチームに貢献しました。大学時代には、チームメイトとの絆を深め、競技レベルを高めるための努力を惜しみませんでした。

Vリーグでの活躍：大同特殊鋼、大分三好、VC長野と渡り歩く

2019/20シーズン、V.LEAGUE DIVISION2 MEN（V2男子）に所属する大同特殊鋼レッドスターの内定選手となり、Vリーグデビュー。大学卒業後の2020年には正式に入団しました。2020-21シーズンにはV2でサーブレシーブ賞を受賞するなど、その実力を証明しました。

その後、大分三好ヴァイセアドラーに移籍し、2021/22シーズンにはV1の舞台でプレー。更なる高みを目指し、2022-23シーズンからはVC長野トライデンツでプレーしています。VC長野でも主力として活躍し、2022-23シーズンにはV1でサーブレシーブ賞を受賞、その安定したレシーブ力はリーグでもトップクラスと評価されています。

日本代表への選出

長年の努力が実り、2023年には日本代表登録メンバーに選出されました。これは、彼の実力と努力が認められた証です。今後の活躍にも期待が高まっています。

備一真選手の強み

備選手は、卓越したレシーブ技術と、どんな状況でも冷静さを失わない精神力が強みです。彼の正確なレシーブは、チームの攻撃の起点となり、勝利に大きく貢献しています。また、チームメイトを鼓舞するリーダーシップも持ち合わせており、コート内外でチームを支える存在です。

まとめ

備一真選手は、高校時代から地道な努力を積み重ね、大学、そしてVリーグへとステップアップを果たしました。卓越したレシーブ技術と、持ち前の精神力で、Vリーグで活躍し、日本代表にも選出されるまでになりました。彼の今後の活躍から目が離せません。地道な努力と粘り強さが、彼の成功の鍵と言えるでしょう。彼の経験は、多くの若手選手にとって、大きな励みとなるに違いありません。

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