僕と彼女のゲーム戦争

僕と彼女のゲーム戦争

『僕と彼女のゲーム戦争』は、師走トオル先生によって執筆されたライトノベル作品です。イラストは八宝備仁先生が担当し、電撃文庫より2011年6月から2016年12月にかけて刊行されました。

あらすじ

物語の舞台は、ゲームが「日本の誇る文化」として定義され、毎月「文化振興券」が配布される世界。主人公である岸嶺健吾は、読書好きで人付き合いが苦手な少年でした。しかし、ひょんなことから現代遊戯部、つまりゲーム部に入部することになり、ゲーマーとしての日常が始まります。

登場人物

伊豆野宮学園

岸嶺 健吾（きしみね けんご）
本作の主人公。読書好きで大人しい性格だが、ゲームの世界に入り込むと驚くべき才能を発揮する。
天道 しのぶ（てんどう しのぶ）
本作のヒロインの一人。現代遊戯部部長で生徒会長。才色兼備だが、完璧主義者。ゲームをプレイする際は性格が豹変する。
杉鹿 まどか（すぎしか まどか）
本作のヒロインの一人。アメリカからの帰国子女。金髪ツインテールのロリ少女だが、スタイルが良い。FPSが得意。
鷹三津 宮美（たかみつ みやび）
本作のヒロインの一人。岸嶺の幼なじみ。読書好きで、人気声優としても活躍している。
瀬名 明雄（せな あきお）
現代遊戯部の顧問。声優好きで、ハイテンションな性格。解説好き。
仁井谷 佐奈恵（にいたに さなえ）
生徒会書記で料理研究部と掛け持ち。現代遊戯部では仮部員として、部室の掃除などを行っている。
日下部 祐喜（くさかべ ゆうき）
岸嶺のクラスメイト。クラスで数少ない男子生徒の一人であり、岸嶺と仲が良い。

駿河坂学園

一条 美結（いちじょう みゆ）
駿河坂学園の電子遊戯研究部部長。気が強く、伊豆野宮の現代遊戯部をライバル視している。
泉 夕子（いずみ ゆうこ）
電子遊戯研究部の副部長。冷静な性格。
一条 珠美（いちじょう たまみ）
電子遊戯研究部の部員。美結の妹。
白滝 空音（しらたき そらね）
電子遊戯研究部の部員。格ゲーが得意で、岸嶺をライバル視している。
赤山 卓（あかやま すぐる）
電子遊戯研究部の顧問。影が薄い。

甲斐ヶ原女学園

権田原 茂美（ごんだわら しげみ）
甲斐ヶ原女学園の遊戯文化研究部部長。語尾に「なのだー」と付けるのが癖。
祇方院 つかさ（しほういん つかさ）
遊戯文化研究部の副部長。茂美に手を焼いている苦労人。
武藤 理穂（むとう りほ）
遊戯文化研究部の部員。理緒とは双子。
武藤 理緒（むとう りお）
遊戯文化研究部の部員。理穂とは双子。

プロゲーマー

権田原 茂男（ごんだわら しげお）
JGBC個人戦の初代チャンピオン。妹は権田原茂美。
飯田橋 ザンギエフ（いいだばし ザンギエフ）
プロゲーマーの女性。
飯田橋 バレッタ（いいだばし バレッタ）
ザンギエフの妹で、プロゲーマー。
ロートリスト
権田原のゲーマー仲間。
勝利狂い（マッド・ドラッガー）
権田原のゲーマー仲間。甘い物好きのプログラマー。

家族関係者

岸嶺 真奈（きしみね まな）
健吾の妹。
天道 秀樹（てんどう ひでき）
しのぶの父。大企業の社長で、ゲーム嫌い。
天道 智香（てんどう ちか）
しのぶの母。ゲームに対して寛容。

その他

平泉 政孝（ひらいずみ まさたか）
平泉グループの御曹司で、杉鹿まどかの許嫁。傲慢な性格。
折部 和利（おりべ かずとし）
天道グループ東京本社の営業部長。秀樹の右腕。

用語

伊豆野宮学園
お嬢様学校として知られる私立学校。
駿河坂学園
伊豆野宮学園よりもランクが下のお嬢様学校。
甲斐ヶ原女学園
ゲームの名門校。
JGBC
ジャパン・ゲーム・バトル・チャンピオンシップの略称。全国で開催されるゲーム大会。

書籍情報

小説

師走トオル（著）・八宝備仁（イラスト）、KADOKAWA〈電撃文庫〉より全10巻が刊行。

漫画

師走トオル（原作）・八宝備仁（キャラクターデザイン）・大熊ゆうご（作画）により、電撃コミックスNEXTから刊行。

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