光ある場所へ

May'nの「光ある場所へ」は、2016年11月23日にFlyingDogからリリースされた14枚目のシングルです。前作「Belief」から約3ヶ月ぶり、FlyingDogからは約1年ぶりのリリースとなりました。

概要

本作は初回限定盤（VTZL-117）と通常盤（VTCL-35246）の2形態で発売され、初回限定盤には表題曲「光ある場所へ」のミュージックビデオを収録したDVDが付属しています。

表題曲「光ある場所へ」は、テレビアニメ『終末のイゼッタ』のエンディングテーマとして使用されました。この楽曲は、全てを受け入れ、それでも前を向き、光に向かっていく強い意志を感じさせる、壮大で美しいバラードです。May'n自身も、この曲について「戦時下を舞台にした『終末のイゼッタ』の世界観を表現したかった。登場人物たちの、どうしようもないもどかしさや、無力感を歌っています。これまでの私だったら歌えなかった、12年目のMay'nだからこそ歌えた歌になった」とコメントしています。これまでの彼女の楽曲とは異なり、より深く、内面的な感情が込められています。

カップリング曲にも注目です。

2曲目の「Destiny」は、PlayStation 4用ゲーム『ストリートファイターV』ゼネラルストーリーのアジア版イメージソングとして起用されました。ゲームの世界観を盛り上げる、エネルギッシュな楽曲となっています。

3曲目の「スピカ」は、May'nにとって初の試みとなる、大人な雰囲気が漂うジャジーなナンバーです。同世代の女性が抱える日常的な心の葛藤を描いた歌詞にも注目が集まっています。ソリッドなサウンドと、May'nの新たな歌唱表現が楽しめる楽曲です。

シングル収録曲

1. 光ある場所へ
2. Destiny
3. スピカ
4. 光ある場所へ (without May'n)

「光ある場所へ」は、May'nの新たな一面を垣間見ることができる、意欲的なシングルです。『終末のイゼッタ』の世界観と深く結びついた表題曲に加え、バラエティ豊かなカップリング曲を通して、May'nの表現力の幅広さを感じることができます。彼女の音楽的な進化を示す、重要な作品と言えるでしょう。

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