神聖かまってちゃんの9枚目のフルアルバム『児童カルテ』は、
2020年1月8日に
ワーナーミュージック・ジャパンから発売されました。前作『
ツン×デレ』から2年ぶりとなる本作は、メンバーのちばぎんが
2020年1月13日のZepp DiverCity TOKYO公演をもってバンドを脱退するため、4人体制での最後のアルバムとなりました。
アルバムリリースに先駆け、
2019年11月1日には本作が配信限定で先行リリースされました。iTunes Storeでアルバムを予約購入すると、特典として未発表のデモ音源「みーみーくらっしゅ!」をダウンロードできるという企画も実施されました。
アルバムからは複数の楽曲でミュージックビデオが制作されています。
るるちゃんの自殺配信:神聖かまってちゃん初のアニメーションMVとして、Rabbit MACHINEが制作を手掛けました。YouTubeでの再生回数は2000万回を超えましたが、過激な内容のためYouTubeの規制対象となり、「ご自身の責任において視聴してください」という警告が表示されるようになりました。同様の規制は後にYOASOBIの「夜に駆ける」にも表示され、話題となりました。
毎日がニュース:楽曲の配信リリースに合わせて、ショートバージョンのリリックビデオが公開されました。
Girl2:川島直人が監督を務め、女装したの子と動物に扮したメンバーが登場するMVは、2019年11月29日に公開されました。
ディレイ:普段から
神聖かまってちゃんのライブ映像を撮影している竹内道宏が監督を務めたショートバージョンMVは、
2019年8月10日にパーフェクトミュージックの
YouTubeチャンネルにて公開されました。
『児童カルテ』は、
神聖かまってちゃんの音楽性の幅広さと、社会に対するメッセージ性を強く打ち出した作品として評価されています。また、メンバーの脱退という背景もあり、ファンにとっては特別な意味を持つアルバムとなっています。収録曲の歌詞やミュージックビデオに込められたメッセージを読み解くことで、より深く作品を理解することができるでしょう。
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* 滋賀女子中学生自殺配信事件