兒玉芽生

兒玉芽生選手のプロフィール

基本情報

兒玉芽生（こだま めい）は、1999年6月8日生まれの日本の短距離走選手です。大分県臼杵市出身で、陸上競技において多くの業績を残してきました。彼女の競技人生は小学校時代から始まり、陸上競技に対する情熱は姉に影響を受けたことが大きいと言われています。

学生時代

兒玉選手は、臼杵市立市浜小学校、臼杵市立西中学校を卒業後、大分県立大分雄城台高等学校に進学しました。小学校時代、彼女は全国小学生陸上競技交流大会で女子100mを連覇。中学校1年生の時にはジュニアオリンピック陸上競技大会で優勝、さらに最終学年では全日本中学校選手権大会で5位に入賞しました。また、高校時代には度重なる怪我に苦しむも、3年生の時にはインターハイで優勝するなど、彼女の努力が実を結ぶ場面が数多く見られました。

大学での成長

2018年には福岡大学に入学。大学では信岡沙希重コーチの指導の下、さらなる技術向上を目指しました。特に、裸足でのトレーニングを取り入れることで運動能力を高め、競技での結果も向上。2019年にはIAAF世界リレー大会で女子4×200mリレーの日本代表として出場し、日本記録を樹立。また、日本学生陸上選手権大会でも100mで優勝するなど、大学での成長を見せつけました。

コロナ禍での挑戦

2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの競技会が中止されましたが、兒玉選手はこの期間を逆に自分を鍛え直す機会と捉え、筋力トレーニングやメンタル強化に励みました。その結果、ゴールデングランプリ陸上での優勝や、日本学生陸上対校選手権での三冠達成に繋がりました。

日本選手権での実績

2021年6月には第105回日本陸上競技選手権大会において女子100m、200mで優勝し、2冠を達成。また、同年8月の東京オリンピックにおいて、女子400mリレーに出場しましたが、残念ながら決勝進出は叶いませんでした。

ミズノへの入社

大学卒業後、兒玉選手はミズノに入社。2022年の初戦では女子100mで4位、続く日本選手権では3連覇を狙うも敗れましたが、女子200mでは優勝を果たし、実業団1年目で短距離の2冠を達成しました。

今後の展望

兒玉芽生選手は、数多くのタイトルを手にしてきましたが、まだまだ成長の余地があります。今後の大会での活躍に期待が寄せられ、さらなる記録更新が待たれる選手です。彼女の挑戦は続き、陸上競技界でのさらなる飛躍を目指しています。

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